kネット・メールニュースNo.339「やっぱり〈単独親権殺人〉?」

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□■  kネット・メールニュース  No.339
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「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」
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このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
についての情報を発信するものです。 2017年5月18日
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■今号のトピックス
1 子どもに会いたい親のためのミニセミナー
2 別居親は親子断絶防止法に反対です
3 憲法学者、木村草太の別居親ヘイト
4 やっぱり「単独親権殺人」?
5 子の拉致引き離し問題を 行政と市民運動から考える
6 5月の松川交流会は中止

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*携帯メールからメッセージを下さり、PCメールからの
設定拒否をしておられる方、恐れ入ります。
スタッフメールは代表メールではないため、返信メールができなくなっています。

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┣☆┫1 子どもに会いたい親のためのミニセミナー
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東京での交流会前にミニセミナーをすることにしました。

【毎月第四土曜日】 離婚しても子育てしよう!
子どもに会いたい親のためのミニセミナー

子どもと引き離されて途方に暮れている方、
何とか元パートナーとの間で子育てを続けたい方、
共同養育の道筋を見通し、新しい家族関係をつくるための実践講座です。
セミナーを通して、希望を忘れず、
ご参加頂いた方の少しでも助けになれれば、幸いです。

◆対象:子どもと引き離されて間もない方、
打開の方策が見えない方、元パートナーに子どもにかかわってほしい方etc、
男女問いません。
◆開催日時 原則5月~12月の第4土曜日午後1時~2時、
30分程度の講演と質疑・意見交換など
(5月は第3土曜日です。
また日程は予定ですので会場の都合等で変更することがあります)
◆講師:宗像 充 (kネット運営委員)
ライター、。2008年時に人身保護命令で子どもを引き渡して以来、
共同親権運動を提唱、牽引。『子どもに会いたいハンドブック』著者。

===== ===== ===== =====

第一回目は以下です。

【日時】2017年5月20日
ミニセミナー:午後4時~
交流会:午後5時~
【場所】御茶ノ水 全労会館 302会議室
東京都文京区湯島2-4-4
http://www.zenrouren-kaikan.jp
【子どもに会いたい親のためのミニセミナー】
内容:どうして連れ去りが起きるのか?
~自分が置かれた状況を理解しよう
講師:宗像 充(kネット)
*連れ去りと引き離しが起きる構造的な背景、
理不尽な状況の中での心構えについて解説します。
【参加費】ミニセミナー:1000円、交流会:500円

===== ===== ===== =====

≪セミナー日程と内容(全8回)≫
第1回(2017年5月20日 どうして連れ去りが起きるのか?
~自分が置かれた状況を理解しよう
第2回(6月24日) 法律は敵か味方か?
~関係する法律を知っておこう
第3回(7月22日) 朝起きて死にたくなったらどうする?
~コンディショニングの方法を知ろう
第4回(8月26日) 家庭裁判所ってどんなとこ?
~しくみと成り立ちを知っておこう
第5回(9月23日) 家庭裁判所攻略法
~調停・審判の実際
第6回(10月28日) あなたの周りは敵ばかり?
~支援者・弁護士/行政・学校との交際術
第7回(11月25日) 共同養育コミュニケーション術
~(元)パートナーとどうつきあうか
第8回(12月23日) 共同での子育てってどうするの?
~自分の子どもとどうつきあう

参加費:各回1,000円(予約不要。直接会場にお越しください)

≪ご注意/お願い≫
本セミナーは、御茶ノ水(又は銀座)周辺で、
定例の「東京交流会」(午後2時半~4時半、参加費500円)の前に開催します。
開催場所や開始時間については、「交流会」の情報と併せて、
kネットHPなどで適時ご案内致しますので、事前にご確認ください。
また、セミナー後の「交流会」と合わせて、
個々人のケースに具体的な道筋を探ります。
交流会にも、是非ご参加ください。

■主催 共同親権運動ネットワーク
TEL:0265-39-2116(kネット)
メール:contact@kyodosinken.com URL:http://kyodosinken.com

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┣☆┫2 別居親は親子断絶防止法に反対です
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もはや、一部の別居親ボスが、自分の体面のために
別居親を法案成立に向けて煽っているだけなのはみえみえですが、
立法活動を別居親排除のために活用しようとする動きも強いので、
法案が今国会中に上程される可能性もあります。

そこで、以下を参考に議員向けにファックスを送って
法案への反対の自分の意見を届けましょう。
私たち別居親が、この法案を歓迎していないというのを
示すことが今必要です。

http://aoyagiksodan.seesaa.net/article/449991016.html

以下、法案の問題点についての宗像の意見書です。

1 親子断絶の明文化によって不当な行政措置が正当化される

 法案は、両親との交流を明記した理念法とされる一方で、
9条においてDVや虐待の際には、親子断絶も含めた例外措置を明文化している。
このような規定は、「DV夫に子どもを会わせるのか」という
感情的な反発に対応したものと考えられる。
しかし、裁判所の判断は子どもを確保したほうに親権を渡すのみであり、
一方で、子どもと引き離された多くの親が、
家庭裁判所においてDVやモラハラなどを主張される現状がある。

現在、子どもを連れ去った親が一方的なDVの主張をし、
連れ去られた側は異論も唱えられないままに、
行政や警察が介入してそのまま子どもと引き離されている。
そのことがさらに、先手必勝である親による子の連れ去り行為を促してきた。
立法行為によってそれが正当化されれば、今後子の連れ去り行為、
それに起因する親子断絶は加速することになる。
例外措置の広範な解釈を可能とする明文化により、
現在当事者間で任意に実施されている共同養育の努力が損なわれる。

2 子どもに苦痛を強いる

 法案は2条2項において、子の年齢、成長に応じて、
子の意思を表明する機会を保障することを促している。
一方で親による子の連れ去り行為(そのものは現状でも誘拐罪の対象である)は
立件されないため、子どもは親への思慕の念を表明することが
事実上できなくなる。
その上での聞き取りは尋問にほかならず、親を諦めさせることを子どもに強いる。
これは子どもの意見の尊重ではなく、子どもの権利侵害にほかならない。

 私の娘は、私と会ったときにいちご狩りに行きたい、と希望したため、
私は元妻に対して現行の隔月4時間の交流時間の拡充を求めた。
ところが元妻の代理人は直接子どもに尋問し、
子どもを恫喝して「行きたくない」と言わせた。
裁判所でも、このような行為は、
親子断絶を弁護士が企図する場合の常とう手段であり、
新しい根拠法の存在は、このような尋問を促し、
親と引き離された子どもたちに苦痛を与え続けることになる。

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┣☆┫3 憲法学者、木村草太の別居親ヘイト
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ラジオ番組の「社会の課題、私の視点」というコーナーで
憲法学者の木村草太が発言していたので、コメントを書きこんでおきました。

木村草太「親子断絶防止法の課題」2017.05.17

紹介してくれた人からはこんなコメントが寄せられています。

===== ===== ===== =====

彼の解釈には,同居親が安全で正当な唯一の監護者という前提と,
別居親は,DVや児童虐待の恐れがあり
正当な監護者となり得ない者という偏見と差別があります。

実際は,DVや児童虐待による避難別居も実子誘拐や
洗脳虐待による引き離しも離婚全体からみればマイノリティで
大半は,何の取り決めも無く泥沼の係争にもならずに,離婚していて
当然,面会交流と養育費が白紙だから上手くいっていないというケースで,
親子断絶防止法のつくりはここをターゲットにしています。

所謂,私たちの子どもとの問題では無く,他人のケースです。
頭を下げ続けて,やっていただく問題ではありません。
この法律において私達は当事者ではありません。

これでは,一方的に片親を排除する親の横暴を食い止めることには
何ら繋がらないでしょう。

実子誘拐と洗脳虐待,養育妨害という暴挙に対する
ペナルティに焦点を絞らない限り
何の効果もないどころか,どんどん差別と偏見を増長させることになっています。

親子断絶防止法は長年の悲願とか言っている
ご先輩当事者方には一刻も早く迷惑だから引退して欲しいと願うばかりです。

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┣☆┫4 やっぱり「単独親権殺人」?
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同じ人からのメッセージの続き。

===== ===== ===== =====

「面会交流殺人」の事件で,子を殺された同居母親が
面会交流に行かせたことを後悔しながら
それでも面会交流は必要だったと語った記事に感動して
別居親が情報拡散しています。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170517-00009681-jprime-soci

一般の方は,それをみて同居親の健気さに感動し
別居親は危険な存在という偏見が増し
自由に会わせず,税金を投入して,体制を整えないと
会せるのは危険という風潮になっています。
馬鹿さ加減に情けなくなってきました。

===== ===== ===== =====

この事件、親権を奪われ、月に1回しか会えないことに
絶望した親が起こした事件とは違うんでしょうか。
だとするとやっぱり「単独親権殺人」になります。

親子ネット、「ぼくたち危険です」って言っているようなもんです。
小田切さんも、困るんだよなあ・・・。

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┣☆┫5 子の拉致引き離し問題を 行政と市民運動から考える
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なお、断絶法成立を企図している一部の別居親は
議員にファックスを送るのは失礼だ、というバカな議論をしているようですが、
議員への働きかけを制止するための議論であり、
本気で言っているとしたら、立法活動をする資格もない素人です。

法案の反対、賛成を訴えるときに、
議員に手紙やファックスを送るのは、主権者の務めでもあるので
議員に声を届けるときに普通にやっていることです。
遠慮なく反対のファックスを送ってください。
あと、いろいろやり方勉強してね。

===== ===== ===== =====

親子断絶問題当事者勉強会
2017 年 5 月 28 日(日)

海外では誘拐・児童虐待とされる片親による子の連れ去りが,
日本国内 では横行し,断絶される親子の問題が起きています。
現状の司法の運用 を容認明文化する立法の動きもあるなか,
当事者の市民運動や行政へ の働きかけから,
問題の解決を探る勉強会を開催いたします。

第一部
「子の連れ去りとその後の断絶を可能にしている
DV 支援措置の不当目的利用の実態を
明らかにすべく挑んだ都議会質問の進捗とこ れから」

宮瀬英治氏 (日本政策学校 1 期生・東京都議会議員)
国際協力 NGO 風の会ファウンダー。
しがらみのない政治を標榜し,自殺や DV の問題,
予算の不正など正 義を貫く為の政策を実践されてきた。
真に困っている方達の役に立ちたいという思いから
親子断絶問題にも関わる。

小島太郎 (日本政策学校 10 期生・共同親権運動ネットワーク)
立法に期待するだけでなく,
行政への働きかけや差別を解消する市民運動により,
問題 の早期打開を図り,都から国,区市町村,
市民運動から世論形成の必要性を説く。

第二部 「当事者たちの声を社会に届ける計画作り ~差別解消に向けて」
明智カイト氏 (日本政策学校講師)
『草の根ロビイング勉強会』運営メンバーとし
「ロビイング」や「アドボカシー」が学べる機会を提供している。
自身も中学生の時にいじめを受け、自殺未遂をした経験から
「いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」を立ち上げて、
「いじめ対策」「自殺対策」など のロビー活動を行ってきた。
著書に『誰でもできるロビ イング入門~社会を変える技術~』(光文社新書)。

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┣☆┫6 5月の松川交流会は中止
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恐れ入ります。5月の松川町交流会は
スタッフの都合がつかず中止いたします。

【★現在の読者数 723人】実子誘拐、親子引き離しの違法化を
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親子断絶防止法は長年の悲願なんて、
こんな法律できたら、これまで運動してきた先人が泣くよ。
ていうか、ぼくもやっぱ引退させられたりして。

共謀罪が通ったら、断絶防止法の議論を始めるなんて、
そもそも二度目の連れさり(奪還)のみ未成年者略取誘拐、
になるなんておかしい、取り戻したらとか言ってた連中が、
共謀罪の成立を願っているとしたら、
子どものことなんて最初からまじめに考えてないよ。
実子誘拐の違法化ないまま今度は共謀罪?
別居親なんてテロリストの集まりでしょう。(宗像)

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7年前

kネット・メールニュースNo.338「福田雅章、親子断絶防止法の盲点を語る」

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□■  kネット・メールニュース  No.338
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「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」
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このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
についての情報を発信するものです。 2017年5月14日
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■今号のトピックス
1 福田雅章、親子断絶防止法の盲点を語る
2 子の拉致引き離し問題を 行政と市民運動から考える
3 断絶弁護士、澤田和也、長森亨弁護士
4 シリーズ「ジェンダー・ウォー」

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┣☆┫1 福田雅章、親子断絶防止法の盲点を語る
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2017年5月5日(祝)、子どもの日、共同親権ネットワーク
(以下、Kネット)主催の講演会『誰のための親子断絶防止法案?
〜共同親権に断絶促進法はいらない〜』が、
文京区湯島の全労連会館にて行われ、約40名の参加者が集まりました。
報告の詳細は以下から。

誰のための親子断絶防止法案? レポート

以下は、福田雅章さん(一橋大学名誉教授)の講演の抜粋です。

(略)
両親が係争中の別居家庭では、子どもが別居親に会いたくないと
発言するケースがあります。
自己決定論的解釈では、子どもの発言そのものを尊重し、
別居親と会わせないことを是認し、その責任を子どもに負わせます。
日本で暗躍するアマゾネス弁護士は、子どもに自己責任を負わせ、
同居親が元パートナーとの関係を一切絶って人生を歩むよう促します。
そこには、子どもの視線は一切ありません。

一方、関係論的解釈では、子どもの「会いたくない」という発言は、
大人への愛着行動である「ねぇ、ねぇ」に当たります。
大人は、「なーに?」と応答する義務を負います。
現実的に危険の及ぶDV・虐待など、面会交流が子どもの利益に
明らかに反する場合を別として、何故子どもが会いたくないと言っているかを
一緒に考え、疎外要因を除去・緩和するよう、大人は努力を求められます。

昨今、子の監護や面会交流を巡る事件が激増しており、
今後離婚事件は弁護士業界の花形になっていくと言われます。
代理人が依頼者である父母の利益だけのために活動することは許されず、
訴訟外の存在である子どもが成長発達できるように、
司法、行政、実父母といった大人たちが協力しあう
制度にしていかなければならない、と福田さんは提言しました。

親子断絶防止法については、推進側から開示された情報が少なく、
2016/12/13付修文案への表面的な所感であることを前置きした上で、
福田さんは二点の懸念を述べられました。

一つ目は、子どもの意思が面会交流の制限事由として使われる
可能性が十分にあること。
法案の第三条には、子どもが意思を表明していない場合でさえも、
司法が子の意思を強引に聞き出そうとする運用を行いかねない
文言が含まれていると、福田さんは指摘しました。

二つ目は、同居親やその代理人が暴力や虐待のおそれを申し立てるだけで、
面会交流が制限される可能性が十分にあること。
諸外国では、明白に現実的な危険が起こりうる場合を除き、
治療プログラムの提供などを含め別居親と
子どもとの関係維持を図っていくところ、
同法案の第九条にはそのような手当てを考えた文言は見当たりません。

親子断絶防止法の賛成側と反対側が、十分に意見を交わすことなく、
拙速にいずれかの立場を立法化しては子の利益に適わない。
より緻密かつ総合的に「子どもの権利」の視点に立脚した法制度を、
関係者全員が議論して着地することが重要、と福田さんは総括しました。

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┣☆┫2 子の拉致引き離し問題を 行政と市民運動から考える
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2017 年 5 月 28 日(日)

子の拉致引き離し問題を 行政と市民運動から考える

海外では誘拐・児童虐待とされる片親による子の連れ去りが,
日本国内 では横行し,断絶される親子の問題が起きています。
現状の司法の運用 を容認明文化する立法の動きもあるなか,
当事者の市民運動や行政へ の働きかけから,
問題の解決を探る勉強会を開催いたします。

第一部
「子の連れ去りとその後の断絶を可能にしている
DV 支援措置の不当目的利用の実態を
明らかにすべく挑んだ都議会質問の進捗とこ れから」

宮瀬英治氏 (日本政策学校 1 期生・東京都議会議員)
国際協力 NGO 風の会ファウンダー。
しがらみのない政治を標榜し,自殺や DV の問題,
予算の不正など正 義を貫く為の政策を実践されてきた。
真に困っている方達の役に立ちたいという思いから
親子断絶問題にも関わる。

小島太郎 (日本政策学校 10 期生・共同親権運動ネットワーク)
立法に期待するだけでなく,
行政への働きかけや差別を解消する市民運動により,
問題 の早期打開を図り,都から国,区市町村,
市民運動から世論形成の必要性を説く。

第二部 「当事者たちの声を社会に届ける計画作り ~差別解消に向けて」
明智カイト氏 (日本政策学校講師)
『草の根ロビイング勉強会』運営メンバーとし
「ロビイング」や「アドボカシー」が学べる機会を提供している。
自身も中学生の時にいじめを受け、自殺未遂をした経験から
「いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」を立ち上げて、
「いじめ対策」「自殺対策」など のロビー活動を行ってきた。
著書に『誰でもできるロビ イング入門~社会を変える技術~』(光文社新書)

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┣☆┫3 断絶弁護士、澤田和也、長森亨弁護士
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完全な親子断絶を審判で主張する澤田和也、長森亨弁護士について
の情報です。

この事件は子どもの奪い合いに母親側が人身保護法を用い、
昨年3月に子どもを引き渡した後、
その後父子の関係が途絶えたケースです。
母親側は父子関係を間接交流に至るまで完全に断つことを裁判で主張しており、
弁護士がついていながら、いまだにこういった露骨な養育権侵害の主張が
なされる事例として父親側の了承を得た上で紹介します。

完全な親子断絶を審判で主張する澤田和也、長森亨弁護士

子への実効支配が最優先ルールの日本では、
人権救済とは何の関係もなく、人身保護法が
子どもの奪い合いのための手段として使われています。
主な利用方法は、裁判所の決定違反への強制執行の付与です。
その後に親子が引き離されようがどうなろうがおかまいなしです。

このケースでは
別居後、仮処分の結果、母親に監護者が定められましたが、
その際、喘息の子どもの吸入器をAさんが持って出なかったのが
監護者指定の主な理由とされたようです。
ところがその後、Aさんのもとにいるお子さんは、
一度も喘息を発症していません。

Aさんにとって、裁判所にきちんとした審理をしてもらったとは
とても思えなかったはずですが、
その仮処分の判断をした同じ民事部が
人身保護請求に至るまで同じ事件の決定を下し、
その後父子関係が今日においてまで途絶えています。

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┣☆┫4  シリーズ「ジェンダー・ウォー」
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宗像充「ジェンダー・ウォー」日本版

府中萬歩記、という冊子で連載しています。

ジェンダー・ウォー 第一回 「ジェンダー・ウォー」日本版

先日、子どもと離れて暮らす親たちの集会で、
久米泰介さんを呼んで話を聞いた。
久米さんは、関西大学の社会学部に在学中からぼくたちの運動に顔を出していた。
その後、アメリカに留学して修士をとり、今は大学院に再入学して、
アメリカの男性運動(マスキュリズム)の著書を盛んに翻訳している。
2015年に翻訳出版したWarren Farrellの『男性権力の神話』は、
日本語の男性運動の数少ない入門書となっている。

今回、久米さんを呼んで話を聞いたのは、
ぼくたちの共同親権運動と彼が日本で進めていきたいと考えるマスキュリズムが、
密接不可分な関係にあるからだ。ちなみにマスキュリズムというのは、
フェミニズムの対語で、社会構造の中で女性の置かれた地位の向上と
男女平等を求める運動の男性版と考えていい。
現在の社会構造の中では女性だけでなく、男性も抑圧されており、
男性の被害者性を積極的に社会問題として取り上げようというのが狙いのようだ。

ちなみに、共同親権運動というのは、離婚後の子育てにおいて、
男性が育児に金以外はまったく関与できなくなっている現状について、
その格差是正を掲げて作った造語だ。ぼくが作った。
アメリカで父親の権利運動と呼ばれる運動の日本版だ。
子育ては権利だ、とぼくが主張しはじめると、
大半の女性の反応はきょとんとして、何言っているの、子育ては義務だ、
というものが大半だった気がする。

この連載では、こういったジェンダーをめぐる認識ギャップが、
実際のところどのように対立状況や議論の混乱を生み出してきたのか、
というのを自分の体験や運動の現場から紹介して考えてみるのが目的だ。
(略)

【★現在の読者数 725人】実子誘拐、親子引き離しの違法化を
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アマゾネス弁護士って・・・
男は「種馬」ってこと?(宗像)

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7年前

kネット・メールニュースNo.300「真山勇一候補の第一声に参加!」

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□■  kネット・メールニュース  No.300
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「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」

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 このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
 についての情報を発信するものです。 2016年7月2日
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■今号のトピックス 
1 本日、銀座交流会
2 真山勇一候補の第一声に参加!
3 家庭裁判所が親子を引き裂く
4 「面会交流」の現場がいま、様変わりしている

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親子が親子であるということ、それは人権

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┣☆┫1 本日、銀座交流会
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本日開催です!

【日時】 2016年7月2日(土)午後3時半~5時半
毎月、第一土曜日
【場所】 東銀座313ビルセミナールーム
東京都中央区銀座3-13-19 東銀座313ビル8F
http://www.niche-marketing.jp/access.html
【参加費】 300円(運営協力費です)

【お問い合わせ】
03-6226-5419(kネット担当・宗像)
contact@kyodosinken.com

*宣伝や勧誘などを目的に参加される場合は、
交流会主催者で判断させていただき、
お断りする場合があります。ご了承下さい。

【くにたち交流会も】

日時 2016年7月8日(金) 19:30~21:30
場所 くにたち公民館中集会室
東京都国立市中1-15-1(国立駅南口富士見通り方面に徒歩3分)
http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/shisetsu/s_city/001127.html

参加費 無料(直接会場にお越し下さい)
主催 kネット(担当・宗像) 連絡先 03-6226-5419
contact@kyodosinken.com

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┣☆┫2 真山勇一候補の第一声に参加!
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参議院選挙真っ最中ですが、
kネットでは、共同親権・共同養育の実現に向けて
国会で多くの質問をした
神奈川県選挙区の真山勇一候補(民進党)を応援しています。

6月22日の公示日にも桜木町の第一声に
メンバーがボランティアとして参加しました。

===== ===== ===== =====

ほか、共同親権に言及した候補者は以下です。

横粂勝仁(よこくめ勝仁)のツイッターより

私の政策「離婚に伴う親子断絶防止」
両親が離婚しても子どもにとっては掛け替えのない
父親と母親であるにもかかわらず、
離婚後に子どもと片親との面会交流が阻害されてしまうケースが多くあります。
子どもの福祉のために親子の断絶を防止すべきです。

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┣☆┫3 家庭裁判所が親子を引き裂く
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離婚しても子育てしよう!
共同養育の日 企画
~家庭裁判所が親子を引き裂く~

2012年民法766条が改正され、
「面会交流」と「養育費」についてはじめて民法に明記されました。
しかし離婚すれば片親を排除し、
どちらかの親が子の養育を一身に負う単独親権制度は変わりません。
学者なら、議員に頼めば、外圧さえあれば……

戦略を失い、見果てぬ夢を立法化に託す別居親たちの願いは
何年経ってもちっとも成果を上げません。

一方で、別居親を排除して養育費の徴収を願うばかりのひとり親たちの運動は
「順番が逆」、「虫がいい」という世間の批判を受け止めることができるのでしょうか。

弁護士や離婚産業に新規参入の学者グループや臨床心理士、
カウンセラー、それに支援団体は、
単独親権のもとで適切な支援ができるのでしょうか。
そして家庭裁判所は子の奪い合いにどう対処しているのでしょう。
今、子の奪い合いの最前線で何が起きているのか。

親同士の関係と親子関係を分けて考える、
「共同養育のための共同親権」を日本で、
そしてあなたの周りで実現する道筋をともに描きましょう。

◆日時:7月23日(土) 13:15開場、13:30開始~16:30

? 5月の第2日曜は「母の日」
? 6月の第3日曜は「父の日」
? 7月の第4日曜は「親子の日」
? そしてその前日は「共同養育の日」

◆場所:三田いきいきプラザ集会室C(港区芝四丁目1番17号)

・地下鉄三田線・浅草線三田駅 A9番出口 徒歩1分
・JR山手線・京浜東北線田町駅西口 徒歩8分

※参加費 1000円(予約不要。直接会場にお越しください)

≪≪≪ 内容及び発言者紹介 ≫≫≫

◆五領田有信弁護士
講演 「子どもの奪い合いの現場から」

埼玉県弁護士会。レンジャー五領田法律事務所。
自衛隊員の弁護から男性の離婚事例を多く扱う。
人身保護請求など子の奪い合い事件の中で共同養育を提起。
共同養育の成功事例も。

報告 「家庭裁判所合戦録~実際どうなの? 家庭裁判所」

◆宮崎保成(臨床心理士)

同居親による交流妨害に対し弁護士を含めた損害賠償請求を起こし、
「誠実協議義務違反」の認定を一審で勝ち取る。高裁で逆転され現在上告中。
長谷川京子・梶村太市らのヘイト論文に対し、
『面会交流原則的否定論への疑問: 親子引き離し弁護士への反論集』を刊行。

◆堤則昭(親子ネットNAGANO)

父親との交流を妨げた同居親のもとから帰宅した
子どもを白馬村が住民登録拒否した件について「子どもの帰宅権」を掲げて提訴。
親子ネットNAGANOで共同養育支援を手がける。

◆宗像充(あおやぎ家族相談、kネット運営委員)

2008年来家裁に隔月4時間の養育妨害を強いられ片親疎外を受け続ける。
子どもに手紙を渡さない弁護士(石川英夫、さやか)と
母親の行為に対し人権救済を申し立てる。
当事者支援で家裁にも同行。家庭裁判所の今昔。
『子どもに会いたいハンドブック』著者。

◆小島太郎(ワンダーランド家庭裁判所ビギナー)

子の連れ去りに対し、はじめて家庭裁判所に足を踏み入れ、
相手方弁護士(森公任)や調停委員の対応に驚きの連続。
子どもを人質に試行面会で母親の監視を強いる家裁対応にまた驚き。
最新の家裁事情を告発。

■主催 共同親権運動ネットワーク
・TEL:03-6226-5419
・メール:contact@kyodosinken.com
・ホームページ http://kyodosinken.com/

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫4 「面会交流」の現場がいま、様変わりしている
┗┛┻────────────────────────────

■東洋経済2016年7月1日
離婚後の「子の幸せ」を”第三者”に頼る親たち
http://toyokeizai.net/articles/-/124871

コメント-
 「面会交流」の現場がいま、様変わりしている

【★現在の読者数 669人】子の連れ去り、引き離しの違法化を
⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒
もうちょっと早くお知らせしないとまずいよね。ごめんなさい。(宗像)

⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒

8年前

kネット・メールニュースNo.298「調停ウラ記録メモ流出」

□■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
□■  kネット・メールニュース  No.298
□■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
 についての情報を発信するものです。 2016年6月16日
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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■今号のトピックス 
1 会報発送ボランティア急募!
2 調停ウラ記録メモ流出
3 家庭裁判所が親子を引き裂く
4 番組感想

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親子が親子であるということ、それは人権

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫1 会報発送ボランティア急募!
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kネットでは会員と関係者、裁判所・女性センター等の
関係機関に会報を発送しています。

発送作業は当然運営委員の手作業ですので、
毎回人員不足で悩んでいます。
お手伝いのご協力をよろしくお願いします。

日時 6月18日13:00~
場所 kネット国立事務所
http://aoyagiksodan.seesaa.net/category/24721242-1.html
問い合わせ 03-6226-5419
      munakata@kyodosinken.com
事前にご連絡いただけると助かります。

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫2 調停ウラ記録メモ流出
┗┛┻────────────────────────────

■中日新聞2016/6/15 朝刊
調停内部資料、当事者男性に誤って渡す 
津家裁、事実に反する記述も 

http://chuplus.jp/paper/article/detail.php?

comment_id=373848&comment_sub_id=0&category_id=113&from=news&category_list=113

 津家裁が二〇一四年に扱った離婚調停の内部資料を、
誤って当事者の四十代男性に手渡し、
資料の中で男性について「発達障害の可能性が高い」と、
事実と異なるとみられる記述をしていたことが分かった。(略)

===== ===== ===== =====

【解説】(記事のヘッドラインのみを確認していますが、
同様の問題は少なくないので触れておきます)

以前、同行した調停で当事者に調停記録の開示を勧めたところ、
けっこうな量が出てきました。その父親の人格を論じる部分もあり、
その方は不愉快に感じていました。

今回のメモ流出については、流出したことが問題であるのではなく、
当事者に見せられないようなメモを残したことがむしろ問題です。

通常、行政機関の情報公開の場合、
手元のメモでも全部市役所では開示の対象になり、
開示できないものは「不存在」や「非開示」となって
出さないか黒塗りで出てきます。

もし、そういった「不存在」や「非開示」の記載がなくて開示した場合、
公務中にとっていたメモは個人的な落書きや手遊びと同じレベルになるので、
職務専念義務違反の対象になり、不法行為の可能性があるからです。
したがって、今回のメモ流出は、
適正な手続きがむしろとられた事例かもしれません。

問題は、家裁の職員がその方の人格を裏であれこれ言い合って、
公文書として残している、ということです。
こういった記載はメモだからあるいは非公開だから
許されるという類のものではなので、
むしろ「名誉棄損」や「職権濫用行為」として問題視されます。

ただし、裁判所には行政機関にあるような
情報公開に関する法律や条例がありません。
昨年から開示結果に対して不服の申し立てが
できるようになったそうですが
裁判所の内部規約で任意に情報公開を進めているのが実態です。
(要するに、サービスでするお茶出しみたいなもの)
裁判所の前近代性を示す一例です。

普通調停では目の前で調停委員がメモを取りますから、
こういったメモが公務の範囲とされるのは当たり前で、
少なくとも、メモをとっているなら、
「開示請求の対象で、そうじゃないメモは
職務専念義務違反なので、とらないでください。
私には自己情報のコントロール権があるので、
そのメモは見せて下さい。」
と現場で調停委員に求めて、虚偽記載に対する
自己防衛をすることをお勧めします。

そうなると調停委員がメモを取らなくなる可能性もあります。
調停でのやり取りは残されない、とますます密室化します。
それに対抗するには、
何が話し合われ、何が暫定的に取り決められたのかは
口頭で復唱し、できれば自分のメモを見せて確認させて
調停委員のサインをもらう、という努力もありかもしれません。

暫定的な取り決めは中間合意として調停調書にしてもらいましょう。

調停委員がいやがれば、そういった内容のメモを残し見せてくれと、
やはり現場で粘る必要もあるかもしれません。
調停委員が前回話し合われた内容を
意図的にかそうじゃないのか、
まったく覚えていないことも少なくありません。

こういったやり取りは調停委員からすると
「私たちのことを信じないのか」と反発する方もいます。

しかし、当事者にも読んでもらえるメモを残せるような調停進行を
本来であれば調停委員はするのが当たり前です。
騙されて子どもと会えなくなっても調停委員は責任を負いません。
子どものために、調停の記録については自己防衛しましょう。(宗像)

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┣☆┫3 家庭裁判所が親子を引き裂く
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離婚しても子育てしよう! 共同養育の日企画

家庭裁判所が親子を引き裂く

日時7月23日(土)13:15開始、13:30開始~16:30
5月の第2日曜は「母の日」
6月の第3日曜は「父の日」
7月の第4日曜は「親子の日」
そしてその前日は「共同養育の日」

場所 三田いきいきプラザ集会室C
(港区芝四丁目1番17号)
地下鉄三田線・浅草線三田駅 A9番出口 徒歩1分
JR山手線・京浜東北線田町駅西口 徒歩8分

参加費 1000円(予約不要。直接会場にお越しください)

内容
講演 五領田有信弁護士
「子どもの奪い合いの現場から」

報告「家庭裁判所合戦録~実際どうなの? 家庭裁判所」 

宮﨑保成(臨床心理士)
堤則昭(親子ネットNAGANO)
宗像充(ライター、kネット)
小島太郎(「ワンダーランド家庭裁判所」ビギナー)

主催 共同親権運動ネットワーク
TEL 03-6226-5419 メール contact@kyodosinken.com

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫4 番組感想
┗┛┻────────────────────────────

フジテレビ「面会交流拒否に対する日米裁判官及び世論の格差」
TBS「ニッポンの離婚 最大の犠牲者は子ども」

を紹介したら感想が来ました。

===== ===== ===== =====

フジテレビ、TBSの番組よかったです。池内は駄目

司会の最後のコメント最高です。
人口が減る(女性が結婚しない)一因は単独親権にある。
国政で問いたいものです。

【★現在の読者数 669人】子の連れ去り、引き離しの違法化を
⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒
調停に原則がないから、脅したり騙したりの調停技法が
容認されることになり、メモにも残せない、ということに
なるんだけどね。(家裁監視団)
⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒

8年前

kネット・メールニュースNo.297「家庭裁判所に引き離される親子たち」

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□■  kネット・メールニュース  No.297
□■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
 についての情報を発信するものです。 2016年6月12日
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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■今号のトピックス 
1 7月23日「家庭裁判所に引き離される親子たち」
2 「父親に会わせなかったら1回50万の罰金」判例公開
3 報道
4 朝日ヘイト続報
5 FPIC、お話ししようよ作戦

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親子が親子であるということ、それは人権

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┣☆┫1 7月23日「家庭裁判所に引き離される親子たち」
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離婚しても子育てしよう! 共同養育の日企画

家庭裁判所が親子を引き裂く

2012年民法766条が改正され、
「面会交流」と「養育費」についてはじめて民法に明記されました。
しかし離婚すれば片親を排除し、
どちらかの親が子の養育を一身に負う単独親権制度は変わりません。

学者なら、議員に頼めば、外圧さえあれば
……戦略を失い、見果てぬ夢を立法化に託す別居親たちの願いは
何年経ってもちっとも成果を上げません。

一方で、別居親を排除して養育費の徴収を願うばかりの
ひとり親たちの運動は「順番が逆」、「虫がいい」という
世間の批判を受け止めることができるのでしょうか。

弁護士や離婚産業に新規参入の学者グループや
臨床心理士、カウンセラー、それに支援団体は、
単独親権のもとで適切な支援ができるのでしょうか。
そして家庭裁判所は子の奪い合いにどう対処しているのでしょう。
今、子の奪い合いの最前線で何が起きているのか。

親どうしの関係と親子関係を分けて考える、
「旧道養育のための共同親権」を
日本で、そしてあなたの周りで実現する道筋をともに描きましょう。

日時7月23日(土)13:15開始、13:30開始~16:30
5月の第2日曜は「母の日」
6月の第3日曜は「父の日」
7月の第4日曜は「親子の日」
そしてその前日は「共同養育の日」

場所 三田いきいきプラザ集会室C
(港区芝四丁目1番17号)
地下鉄三田線・浅草線三田駅 A9番出口 徒歩1分
JR山手線・京浜東北線田町駅西口 徒歩8分

参加費 1000円(予約不要。直接会場にお越しください)

内容
講演 五領田有信弁護士
「子どもの奪い合いの現場から」

埼玉県弁護士事務所。レンジャー五領田法律事務所。
自衛隊員の弁護から男性の離婚事例を多く扱う。
人身保護請求など子の奪い合い事件の中で共同養育を提起。

報告「家庭裁判所合戦録~実際どうなの? 家庭裁判所」 

宮﨑保成(臨床心理士)
同居親による交流妨害に対し弁護士を含めた損害賠償請求を起こし、
「誠実協議義務違反」の認定を一審で勝ち取る。高裁で逆転され現在上告中。
長谷川京子・梶村太市らのヘイト論文に対し、
『面会交流原則的否定論への疑問: 親子引き離し弁護士への反論集』を刊行。

堤則昭(親子ネットNAGANO)
父親との交流を妨げた同居親のもとから帰宅した子どもを
白馬村が住民登録拒否した件について「子どもの帰宅権」を掲げて提訴。
親子ネットNAGANOで共同養育支援を手がける。

宗像充(ライター、kネット)
2008年来家裁に隔月4時間の養育妨害を強いられ片親疎外を受け続ける。
子どもに手紙を渡さない弁護士(石川英夫、さやか)と
母親の行為に対し人権救済を申し立てる。
『子どもに会いたいハンドブック』著者。

小島太郎
子の連れ去りに対し、はじめて家庭裁判所に足を踏み入れ、
相手方弁護士(森公任)や調停委員の対応に驚きの連続。
子どもの人質を施行面会での母親の監視を強いる家裁対応にまた驚き。
最新の家裁事情を告発。

主催 共同親権運動ネットワーク
TEL 03-6226-5419 メール contact@kyodosinken.com

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┣☆┫2 「父親に会わせなかったら1回50万の罰金」判例公開
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問い合わせがありましたのでアップします。

http://kyodosinken.com/wp-content/uploads/2016/06/b4917cfca1dd5923eb7f1d44ad2f4283.pdf

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┣☆┫3 報道
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■フジテレビ「面会交流拒否に対する日米裁判官及び世論の格差」

裁判官は権威主義ですが、何でそういうふうになったのかはよくわかります。

■TBS「ニッポンの離婚 最大の犠牲者は子ども」

「日本も会わせるようになってる」というのはデマで
「会えないのはよほどひどいことした」というのは
実情知っている上でのレッテル貼りですが、
池内さんに引き離された父親もよく存じ上げております。

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫4 朝日ヘイト続報
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朝日に再質問しました。

「朝日に文句付けて」みたいな陰口叩く人がいるみたいだけど、
だから別居親はなめられてきたんじゃないの。

===== ===== ===== =====

2016年6月6日
朝日新聞社
オピニオン編集部「フォーラム係」(担当・江木慎吾)御中

質問書

東京都国立市青柳3-10-8.103
TEL 03-6226-5419
共同親権運動ネットワーク

お世話になります。
5月25日付でフォーラム編集長江木様名義でのご連絡をいただきました。
ありがとうございます。
今回の回答では、面談の機会は検討するものの、
「ご意見、お考えをうかがう場とさせていただくことが前提」と
江木様より伝えられております。
また私どもが求めた記者の同席も拒否しております。
今回の当初の回答が広報を通じてなされたように、
朝日新聞によるいわゆる「苦情処理」対応がくり返されています。

今回の長谷川京子弁護士の発言は朝日新聞によって私どもは報道被害を受けました。
したがって朝日新聞に煽られた偏見を修正する機会として、
対抗言論の機会の保証を求めました。
朝日新聞が企画した記事の内容で被害が生じているので、
一発言者の意見であり、朝日新聞の意見ではないと責任を転嫁する行為は、
自身の編集権を否定することです。
今回朝日新聞に編集権があることは、朝日新聞の回答中にもあるように、
賛否両論の意見を載せたと答えていることからも明らかです。

私どもは面談の機会を求めましたが、同時に話し合いによる解決を求めています。
しかし、朝日新聞が議論の前提としての私どもの質問にも答えず、
自らの責任を認識しない状況では、話し合いができません。
4月25日に私どもがした質問は、朝日新聞が長谷川氏の発言が
事実かどうかを確かめる意思があるのかどうかを問うたものです。
質問については長谷川氏に照会すればすむことですし、
第三者に事実を確認することもできます。
報道被害を訴えている者がいる以上、
それをあえて怠る振る舞いは公器としての中立性に欠けます。
私たちは朝日新聞と話し合いをしたいので、再度以下の質問をいたします。

1 4月25日に私どもがした質問について、事実関係を確かめない理由は何ですか。
2 長谷川京子氏の意見が朝日新聞の意見でないとするなら、
編集権のある朝日新聞の責任として、今回対抗言論を認めないのならば、
その理由を教えてください。

回答は書面で上記住所6月17日までにお願いします。

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┣☆┫5 FPIC、お話ししようよ作戦
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FPICからも返事が来ていたから返しておきました。
なかなか返事が来ないよねえ。

===== ===== ===== =====

2016年5月20日

家庭問題情報センター(FPIC) 理事長 若林昌子 様
同 山口恵美子 様

ご連絡

東京都国立市青柳3-10-8.103
TEL 03-6226-5419
共同親権運動ネットワーク

常日頃、子どもの福祉のためにご尽力くださり、ありがとうございます。
2月12日付で私どもが出した手紙について、
家庭問題情報センターの鶴岡事務局長から2月24日付で法人名義の返信が、
また同日付で山口恵美子氏から個人名義のお手紙が届いております。
お返事いただきましてありがとうございました。
またお返事が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。

私どもとしては、昨年11月の一件について、
公の席で私どもの会についての疑義を唱えられたと当初考えておりましたので、
お二方からのお返事についてどのように考えるべきか、協議に時間がかかりました。

まず今回、法人としてのFPICからは「非公式の場」
とのことでご回答がいただけませんでした。
しかし私どもとしては、他の方がいる場での山口氏の発言と認識していましたので、
「非公式の場」とは認識できませんでした。
したがって、今回もお返事の宛先は前回と同様の名義にさせていただきました。
もし不都合がありましたら、
貴団体の考える公式・非公式の別を教えていただけますでしょうか。
そうすればこちらとしてもスムーズな対応ができると思います。

いただきました山口氏からのお返事を拝読いたしました。
山口氏によれば、私どもの会の「ご活躍を期待してエールを送りたかった」
というのが山口氏の意図とのことです。たいへんありがとうございます。
私どもとしても市民活動団体として拙いところが多々あろうかと思いますが、
その点ご教示いただけたものと存じます。

私どもも面会交流の支援のあり方について、
よりよいものにしていきたいという気持ちは貴団体の皆様と同じものと思っております。
しかしながら、支援のあり方や、活動の仕方についてはさまざまな考えがあり、
また団体の目的が違っていれば、表現の仕方も違っているだろうと思います。
ひとえに、お互いの理解を深める場がなかったことが、
今回のような事態を招いたのではないでしょうか。

つきましては、面会交流の支援のあり方について、
よりよいものにしていく機会をともにもちたいと希望しております。
そちらに私どもの会から担当者が赴きますので、
ぜひ山口氏もご出席できる、適当な日程を挙げていただけますでしょうか。
万障繰り合わせて伺いたいと思います。複数の日程を挙げていただければ、
調整の手間が省けようかと思いますので、その点ご配慮いただければ幸いです。

【★現在の読者数 668人】子の連れ去り、引き離しの違法化を
⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒
そういえば、TBSから先日問い合せあったから、そういうことか。
ていうか、池内ひろ美、離婚評論家としては賞味期限切れだよね。
焼きが回りすぎてて周りから浮きまくってるのが痛々しい。(宗像)

FPICのことをあれこれ言うと
「敵を見誤ってる」とか言う人はいるけど、
そういう人は絶対仲をとりもったりしない。
偉い身分の方のやることはよくわかりませんが。(家裁監視団)
⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒

8年前