タグ: 両親
家族問題情報センター:子の最善の利益を優先する法制の実現を願って
元裁判所調査官らで組織される法務省所管の公益法人 社団法人家族問題情報センターが 発行する情報誌の中で「子どもの連れ去り禁止」と面会交流の明文化の必要性について 主張している記述がありましたので紹介しておきます。 家庭問…
Voice of Russia:ロシアもハーグ条約に加盟
ロシア下院議会にハーグ条約への加盟法案が提出されたようです。 先進主要国(G8)の中でハーグ条約に未加盟だったのはロシアと日本だけでしたが、 そのひとつのロシアもハーグ条約に加盟することになりそうです。 記事は以下です。…
論文:「片親疎外」に関する最新情報 -AFCC(Association of Family and Conciliation Courts)第47回大会(2010/6/2-5)参加報告
■論文冒頭より一部抜粋
離婚後の単独親権制度を採用する日本において、高葛藤の離婚家族で起きる「片親疎外」が深刻な問題となっている。
日本では「離婚は縁切り」とみなす伝統的家族観や「別居親は遠くからそっと見守るのが美徳」とする社会的通念が根強いためか、離婚後は「ひり親」で子どもを育てていくというイメージが世間に定着していると言っても過言ではなく、文字通り「夫婦の別れが親子の別れ」になってしまう場合も多い。
]離婚後だけでなく、高葛藤の別居にあたって一方的に子どもを連れ去り、もう片方の親と子どもの交流を断絶する「連れ去り別居」が頻発していることも深劾な問題である。
一方、欧米諸国では『児童の権利条約(児童の権利に関する条約)』(1990)の批准と前後して、離婚後の共同養育(共同監護・共同親権・共同親責任)制度が整備されている。子どもの健全な成長のために、両親は離婚後も「親子不分離の原則」(第9条第3項)や「共同親責任の原則」(第18条第1項)に則した共同養育の「義務」を負うのである。実は、日本も『児童の権利条約』は批准しており(日本の批准は1994年)、協議離婚の際に子どもと別居親の面会交流について定めることを提案する民法改正試案も公表されている(法務省、1994、1996)。
しかし、いまだに民法改正に至っておらず、離婚後の共同養育制度の実現には程遠い現状と言わぎるを得ない。
現在の民法では面会交流に関する明文化された規定が存在しないため、離婚後ないし別居中の「片親疎外」は事実上野放しになっており、離婚紛争時の子どもの「奪い合い」は次第に熾烈化している(棚瀬、2010)。
実際、『司法統計年報』(2008)を参照すると、平成20年度の面会交流紛争の事件数は10年前と比較して3倍以上に急増しており、「片親疎外」への対策が喫緊の課題といえる。ところが日本では、専門家のあいだでも「片親疎外」の問題はほとんど知られていない。
そこで本稿では、「片親疎外」を大会テーマとして行われたAFCC第47回大会での議論を報告し、「片親疎外」をめぐる最新の話題を紹介したい。
(以下、論文PDFにつづく)
朝日小学生新聞:「ハーグ条約ってなに?」
http://www.asagaku.com/jkp/jkp.html ●ハーグ条約ってなに?● ジャン ハーグ条約って最近聞くけど、何のこと? 大島記者 お父さんとお母さんが結婚をしたけど仲良くくらせなくなって離婚する…
子ども面会センターを考える シンポジウム 別れた後も子どもが安心して親と会えるために
子ども面会センターを考える シンポジウム 別れた後も子どもが安心して親と会えるために 詳細はこちらから 近年、離婚件数の増加と家族観の変化を受けて、 離婚後の子どもと親の面会交流に対する関心が高まっています。 離婚や別居…
ハンギョレ新聞:[このひと] 国際結婚増える韓国「ハーグ条約」参加を
夫婦の一方が配偶者同意なしに他国へ子供連れていけば「誘拐」 条約は子供送りかえす義務付与「韓国政府で肯定的検討してもらい幸運」 463065 ←「国際誘拐危険広報」スーザン・ジェイコブス アメリカ子供親善大使 「国際結婚…
共同親権運動ネットワーク(kネット) メールニュース No.36「法制化運動の現状と課題」
□■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ □■ 共同親権運動ネットワーク(kネット) メールニュース □■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ …
ハーグ条約批准に関連する国内法整備勉強会~親子新法連絡会参加レポート~
2月4日(金)衆議院第一会館、第五会議室で開かれた超党派での会合「ハーグ条約批准に関連する国内法整備勉強会」に参加してきましたので、当日の様子を新聞記事・資料を交えながらご報告します。当日参加された議員は下村博文衆院議員(自民党)、馳浩衆院議員(自民党)、松あきら参院議員(公明党)、大口善徳衆院議員(公明党・共同親権PT座長)、末松義規内閣府副大臣(政府ハーグ検討会議担当副大臣)ら5名の方々です。なお、当日参加された議員以外にも、超党派での立法に賛成して戴いている議員は多数お..
外務省:「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」 に関するアンケートの実施結果について
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/2/PDF/020201.pdf 「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」 に関するアンケートの実施結果につい…
朝日新聞「ハーグ条約機に共同親権導入を」 声欄オピニオン
1月28日付朝日新聞朝刊14面 声欄オピニオンより ハーグ条約機に共同親権導入を 政府は欧米諸国の批判を受け、国際結婚が破綻した場合の親権争いの解決ルールを定めたハーグ条約への加盟に動き出した。副大臣級会議を設置し、今春…
東京:ハーグ条約 日本加盟要求を決議 仏上院、権利保護改革促す
ハーグ条約 日本加盟要求を決議 仏上院、権利保護改革促す 記事本文はこちらから 2011年1月26日 夕刊 【パリ=清水俊郎】フランス上院は二十五日、国際結婚が破綻した夫婦の一方が相手に無断で子どもを自国に連れ去った際、…
毎日JP:ハーグ条約:仏上院が対日決議、批准要求
【パリ福原直樹】国際結婚が破綻した夫婦の一方が、子供を故国に無断で連れ出すことを不当としたハーグ条約について、フランス上院は25日、日本の条約批准を求める決議案を賛成多数で可決した。決議を機に仏政府は、日本の積極的対応を…
読売「人の数だけ家族の形 映画へ背中押してくれた」
人の数だけ家族の形 映画へ背中押してくれた 記事本文はこちら おかあさん 「オカンの嫁入り」を制作した映画監督・呉美保さん ある日突然、娘と年齢が変わらない金髪男と再婚すると宣言した母――。 大阪を舞台に、母と娘の絆を…
読売「丸い食卓小さな社会 引きこもった兄と弟」
丸い食卓小さな社会 引きこもった兄と弟 記事本文はこちら 鍋から盛んに、おでんの湯気が上がる。 富田林市の上野ゆかり(46)は、 18歳の双子の息子・薫と輝がハシを伸ばすのを笑顔で眺めた。 3人で囲んでいる大きな丸い…