11月17日の参議院の法務委員会で、①男女共同参画時代の男性の子育て参画の評価、②面会交流もで…

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2020/11/20

11月17日の参議院の法務委員会で、①男女共同参画時代の男性の子育て参画の評価、②面会交流もできず、養育費の支払いだけを求められる別居親の信条について、③離婚後の共同親権、養育費問題、面会交流問題は3点セットで、④船戸結愛ちゃん虐待死事件と片親親権とのかかわり、⑤11月5日の「子育て改革のための共同親権プロジェクト」紹介の5点について、上川法務大臣に質問。11月20日(1000文字です)。

参議院の下記のHPで音声やり取りは聴くことができます。ちょうど25分です。
<https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php>

上川大臣の答弁のエッセンスを紹介させていただきます。確定稿がでた段階で、「かだ由紀子」HPで紹介させていただきます。

1 、父母の離婚後も父母の双方が適切な形で子供の養育に関わるという男女共同参画社会のありかたについて。
上川:子どもの利益という観点はもちろん、同時に男女共同参画社会の実現という観点からも非常に重要であると認識をしている。チルドレンファーストという、子供の最善の利益を図るためにも、その点に関しての検討を進めてまいりたい。

2 、面会交流もできず、養育費の支払いだけを求められる親の信条について?
上川:面会交流が円滑に実施されている場合には養育費も継続的に支払われていることが多いという、養育費の支払と面会交流との間には事実上の相関があるという指摘もあると認識。

3 、離婚後の共同親権、養育費問題、面会交流問題は3点セットで。
上川:家族法研究会での、父母の離婚後の親権制度の在り方や、また養育費及び面会交流について取組を確保する方策も含め、父母の離婚後の子の養育の在り方につきまして幅広く総合的な観点から検討が進められているので、その検討をしっかりと見守ってまいりたい。

4 、船戸結愛ちゃん虐待死事件と片親親権とのかかわりをどう評価。
上川:家族法制の在り方やその見直しは、実態に基づいたファクトベースの議論が重要で、協議離婚に関する実態調査や、また未成年期に父母の離婚を経験した子供さんの意識に関する調査についても準備を進めている。更に検討を進めることとなった場合には法制審議会への諮問が必要になる。

5、11月5日の「子育て改革のための共同親権プロジェクト」紹介について。
上川:家族に関わる非常に私的な事柄であるにもかかわらず、実名で声を上げられたということについては、大変重い覚悟ではなかったかなと推察。子供の健やかな成長は誰もが望むところでございますので、力をしっかり入れて、スピード感を持って取り組んでいきたい。

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3年前