米女優アンジェリーナ・ジョリー(43)が、2016年に離婚を申請して親権などを争っている俳優ブラッド・ピット(54)から6人の子供たちに必要な養育費を受け取っていないと主張していることが明らかになり、新たなバトルが勃発している。
米NBCテレビがジョリーの弁護士が7日にロサンゼルス最高裁判所に提出した書類を入手したもので、そこには離婚申請以来1年半に渡ってピット側から十分な養育費が支払われていないと記述されているとことが判明した。ジョリーは、ピットに対して養育費の支払いを求める裁判所命令を請求する可能性も示唆しているという。
「人生の次の段階への道のりを明確にできるよう結婚を終わらせることと、2人が献身的に共に子育てをしていくことに改めて取り組むことを可能にすること」と、ジョリー側は裁判手続きの目的を語り、年内に離婚を成立させるよう裁判所に求めている。
ピット側は正式なコメントは出していないものの、米Usウィークリー誌はピット側も裁判所に「養育費は支払っている」と反論する書類を提出していると伝えている。
ジョリーは裁判で6人全員の単独親権を求めているが、裁判は長期化して離婚協議は泥沼の様相を呈している。ピットは子供たちに会うための一時的な親権を6月に与えられており、今後の親権問題の行方が注目される。(ロサンゼルス=千歳香奈子)
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