同居する2歳の男児をゴミ袋に入れて放置したなどとして、大津北署などは17日、大津市堅田4、左官、北尾幸司容疑者(44)を暴行と傷害容疑で再逮捕した。北尾容疑者は先月26日、男児の顔を平手打ちして全治1週間の打撲を負わせたとして、傷害容疑で逮捕されている。
逮捕容疑は昨年3月26日、同居する男児をビニール製のゴミ袋に入れて口を結び、短時間放置する暴行を加えたほか、同年12月30日、3歳になった男児の顔にペンのような物を投げつけ、額に全治5日間のけがをさせたとしている。
同署などによると、北尾容疑者は男児をゴミ袋に入れたことは認めているが、物を投げたことは「手を上げただけ」と否認しているという。市職員と児童相談所、警察などによる市の要保護児童対策地域協議会実務者会議で発覚した。
北尾容疑者は子ども2人と男児の母の4人暮らし。同署などは日常的に虐待していた可能性があるとみて、捜査している。【諸隈美紗稀】
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