ブラピ&アンジーの親権争いに新たな裁判所命

 [映画.com ニュース]親権争いでこう着状態に陥っていたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの離婚調停が、新たな裁判所命令によってようやく進展を見せた。

2016年9月にジョリーが離婚を申請して以来、6人の子ども(養子3人と実子3人)の親権をめぐり泥沼バトルを繰り広げてきた2人だが、離婚調停を担当する米ロサンゼルス群高等家庭裁判所の判事はこのほど、「父親と関係を持たないのは子どもにとって有害であり、子どもたちが双方の親と健全かつ強い関わり合いを保つことが重要」と判断。実質上の単独親権にあたる身上監護権(子どもと生活を共にする権利)を有するジョリーに対し、ピットがより多くの時間を子どもたちと過ごせるよう新たな面会スケジュールを命じた。

米US誌が入手した裁判所文書によれば、ピットは6月8日から7月29日の夏休み期間、どちらの親と暮らすか自分で判断できる年齢と見なされた長男マドックスくんを除く5人の子どもたちと、精神科医立会いのもと、ジョリー抜きで一定の時間を過ごすことを義務づけられている。一方のジョリーには、ピットに子どもたちの携帯番号を教え常にコンタクトが取れるようにすること、ピットが送ったテキストメッセージを読んではいけないという指示が記されている。

親権問題に詳しい離婚弁護士の話では、ジョリーが今回の裁判所命令に従わなかった場合、身上監護権を失う可能性も大いにあるとのことで、8月13日(現地時間)に開かれる次回法廷審問でのさらなる進展が注目される。

6年前