関連解説記事はこちら
https://tarokojima.themedia.jp/posts/4132367
東京都荒川区の路上で2日夜、警察官らが切りつけられた事件で、警視庁に殺人未遂容疑で現行犯逮捕された男が2日前に妻の元から実の息子(1)を連れ去っていたことが、捜査関係者への取材で明らかになった。男は逮捕直前に自分でのどを刺して重傷を負っており、警視庁はいったん釈放した。入院した男の回復を待って、動機などを追及する。
捜査関係者によると、男は外国籍で50代。4月30日に川崎市高津区の路上で、妻がベビーカーに乗せていた息子を車で連れ去った。妻は昨年6月、神奈川県警に夫のドメスティックバイオレンス(DV)について相談し、息子と一緒に保護施設(シェルター)に避難していたという。
県警からの手配を受けて警視庁が警戒中、2日夜に男が運転する車を都内で見つけ、パトカーがサイレンを鳴らして追尾した。男の車は同午後9時20分ごろ、荒川区西日暮里6の路上で中央分離帯に衝突して停止。男が近づいて来た30代の荒川署の巡査長に切りつけ、助手席に乗っていた50代男性を刺したため、警視庁は男性に対する殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。後部座席には息子が乗っていたが無事だった。【春増翔太】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180503-00000079-mai-soci
カテゴリー: 1,報道