ブラピが離婚協議で財産分与113億円提示もアンジー拒否

 米人気俳優ブラッド・ピット(54)と米人気女優アンジェリーナ・ジョリー(42)の離婚協議が暗礁に乗り上げていることが明らかになった。米芸能サイト「Life&Style」が報じた。

アンジーが2016年9月に離婚を裁判所に申請してからすでに1年4か月が経過したが、離婚の話し合いが一向に進展していないという。

離婚騒動発端は同年9月、一家でロンドンから米国に帰国するプライベートジェット機の中で、アンジーとブラピが口論になり、アンジーをかばった長男マドックス(16)をブラピが罵倒して暴力を振るったことだった。その直後にアンジーが離婚を申請して、6人の子供を連れて一家で住んでいたロサンゼルスの豪邸を出て、同じロスの別の豪邸に転居した。

その後は互いの弁護士同士で話し合いが続いていたが、子供の単独親権を主張するアンジーと共同親権を主張するブラピが対立して泥沼化していた。そうしたなか、アンジーの心境に変化があり、子供たちのために復縁を望むようになったという。

アンジーは17年3月に英BBCのインタビューに「私たちはどんなときも家族。この困難な時期を乗り越えてさらに強い家族になるでしょう。私はいつも子供たちのことを中心に考えています」などと語っていた。

ところが、ブラピには復縁するつもりはなかった。アンジーから「大酒のみで大麻を吸い児童虐待をする口汚い夫で無責任な父親」とののしられ、それがマスコミにも書き立てられて傷ついたことが許せず、あくまで離婚を希望している。

ブラピは、アンジーが離婚に合意するなら財産分与として1億ドル(約113億円)を支払うと破格の条件を提示したが、アンジーが拒否したといわれる。そして、アンジーはクリスマスと新年にブラピを6人の子供たちに会わせないという対抗措置をとったという。子供たちに会いたいのなら離婚するのをやめて復縁してほしいということか。

果たして、ドロ沼の離婚裁判はいつどんな形で決着するのか成り行きが注目される。

6年前