kネット・メールニュース385「明日まで、映画レッド・ピルファンディング」

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□■  kネット・メールニュース  385号
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「パパかママか」から「パパもママも」へ
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このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
についての情報を発信するものです。 2017年12月26日
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■今号のトピックス
1 明日まで、映画「レッド・ピル」ファンディング
2 子供が親に会いたいのも権利……なのに勝手にとられてしまう
3 <クリスマスの悲劇>断絶された親子たちについて考える
4 惨劇のクリスマスプレゼント

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「ぼくたち問題のある別居親!? 週刊金曜日のデマとヘイトはゴメン!」

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┣☆┫1 明日まで、映画「レッド・ピル」ファンディング
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いよいよクラウドファンディングは明日まで。
すでに2度目の目標額を超えましたが、
来年を反撃の年にするために、皆様からの寄付を!

https://readyfor.jp/projects/14548

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映画は、フェミニストであるキャシー自身が、
マスキュリスト(男性の権利を主張する立場)
たちへインタビューを行いながら進んでいきます。

その中で、彼女は「女性が弱い、不利な立場にある」
という自らの信念に疑問を持ちはじめます。
男性たちもまた、社会の中で犠牲を払い、
不利益を被っているのではないかと気づきはじめたのです。

男性は女性と比べ、圧倒的に自殺率が高い。
危険な仕事に従事している割合が多い。
暴力や誹謗中傷に晒され社会的に守られていない。
そして、子育ての機会を奪われ、わが子と暮らすことができない。

このような男性たちの悲痛な声に、キャシーは胸を打たれます。

男性の権利のために声を上げる活動家、
大学でのマスキュリズムの講義に対して、
会場に押しかけ抗議活動をする過激なフェミニスト、
そして行き過ぎたフェミニズムに反対する女性たち―。

社会的・経済的に、強いのは男性? それとも女性?
この映画は、本当の男女平等とはどういうことなのか?
を問うものになっています。

私たちは、フェミニストを否定したいわけでも、
マスキュリストを擁護したいわけでもありません。
ただ、多くの人にこの問題に関心を持ってもらいたいのです。
この「本当の男女の平等」を考えることは、
「親権」の問題を考える上で大切なことだと考えています。

昔は、男性は仕事、女性は育児という考えが根強くありましたが、
今は女性も外に働きに出ますし、男性も育児をします。

だからこそ、子育てや親権についても今までの固定概念にとらわれず、
本当の意味での男女平等について考え、浸透させていく必要があるのです。

■上映スケジュール■

<東京>

開催日時:2018年5月5日
入場料:無料
会場:都内(調整中)

2018年5月~7月で3回の開催を予定しています。

ぜひこちらから
https://readyfor.jp/projects/14548
3000円からのご支援をお願いします。

■資金使途■

いただいた支援金は、米国エージェントからの日本国内での
上映権購入費用、翻訳家による翻訳作業費用、
上映施設の使用料として大切に活用させていただきます。

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┣☆┫2 子供が親に会いたいのも権利……なのに勝手にとられてしまう
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親の離婚を経験した、中山あゆみさん(仮名)からご寄稿いただきました。

今年は、引き離し行為について規制することについて、
強制されたら会いにいかなかった、と、やむにやまれずに
法に頼る親たちの活動を、親の離婚を経験した子どもが「DVじゃないか」、
と批判する論調が週刊金曜日などで紹介されました。
子どもを思う親の思いを批判することを子どもに奨励する
日本社会とメディアの非情な様を知るよい機会となりました。

しかしながら、
実際に親の離婚を経験して、私たちの話を聞きに来る
方たちが複数いて、私たちの中にも親の離婚を経験した方がいます。
また、離婚して子どもと同居しており
周囲の支援となじめず、共同親権の考えに同調して
私たちに連絡してくる母親や父親もいます。

もちろん、親の離婚を経験していないからといって、
子どもの痛みを別居親だから理解できない、などということは、
差別であり、その方の人格の問題です。

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この原稿については、小島太郎さんがご本人と
連絡を取りあう中で実現したもので、
そのやり取りについても後半掲載しております。
中山さんより、kネットのサイトに紹介することについては、
ご了承を得ています。以下。

親と引き離された子ども時代を経験した立場からお伝えしたいことがあり
私自身の経験をお話させたいただきます。

私が5歳の時に両親が離婚しました。
もう半世紀近く前の事なので今よりも
ずっと離婚には世間の目が厳しい時代でした。

私には弟が2人いたのですが、一番下の弟はまだ乳飲み子でした。
今と違って離婚に厳しかった時代なので母親は子供を3人も連れて行くのは
無理と判断し、乳飲み子だけ連れて家を出ました。
現実には父親に追い出された状態でした。
私は5歳でしたが、いかに父親が理不尽な事をしていたか知っていたので、
(父親の不倫からの母親に対する暴力、暴言)
私は母親について行きたかったです。
しかし、父親は公務員で大した財産も給料もなく
仕送りだって見込めなかったので母親は諦めるしかなかったのだろうと思います。

私はそこまでは考えられなかったので母親に捨てられたと感じていました。
でも母親には会いたかった。

離婚後に母親が私に会いに来てくれると、近所の人が父親に言いつけたり
学校に母親が会いに来てくれると先生が父親に言いつけたりしていました。
そのおかげで母親は父親に何度も暴力を受けました。
私はその現場を何度も見ました。
そういう状態を何度か繰り返した挙句に母親は会いに来なくなりました。

私が母親に会いたいと言うと、父親は「誰に養ってもらっているんだ、
そんな事は大人になってから勝手にしろ」と何度も言われました。
私は,父親の不倫相手であり、
再婚相手である女性に暴力を受けていたので何度も母親に
会いたいと言いましたが、母親に会う事は叶いませんでした。

子供の気持ちや意見など、片方の親の意向だけでどうにでも
左右されてしまう理不尽さでした。
子供は成長もするし、意思だってあります。
子供の成長は個々それぞれ違うので,
とても幼く理解がゆっくりな子供もいれば、
ませていて理解が出来る子供だっているんです。
私は嫌でもませた方だったので、かなり自分の意志がありました。
それにも関わらず、人生で母親に会えなくなりました。
名前しかわからずどうやって探せば良いのかわかりませんでした。
そして、自分の生活に必死で,母親を探す事を諦めていた、
30代前半に一番下の弟が亡くなった時に母親に久しぶりに
会う事が出来たのです。弟には生きて会う事も叶いませんでした。

私は,親が調停とかしていたのかどうかわかりません。
父親が公務員だったこともあり、
調停をしたら公務員の父親が有利だっただろうと思います。
そして、世の中は子供の意見など誰も聞いてくれません。
それは今でも続いているようです。

子供には意思があります。親の都合で親は別れるのは自由ですが、
子供が親に会いたいのも権利なのではないですか?
そしてなぜその権利を勝手にとられてしまうのでしょうか?
取返しのつかない状態になって誰も責任は取りません。
親は子供の意思を一番尊重するべきではないのでしょうか?

アメリカのように1週間ごととか、
なぜ日本にはなかなか浸透しないのでしょうか?

最近は芸能人などが離婚しても親に会わせるという話が
少しずつ出てきていますが、民間ではまだまだですし
人権を尊重するべき司法が全く子供の意思を無視していると思います。
勝手な心理学とかで子供の意思を決めつけて無視するやり方に私は反対です。
私は子供の人権が日本では全く考えられていないし、
子供の意思など形式的に聞くふりをしているだけだと
感じるので一刻も早く子供の意思を尊重する
世の中になって欲しいと願っています。

(中山あみみ、仮名・東京都 2017年12月21日)

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┣☆┫3 <クリスマスの悲劇>断絶された親子たちについて考える
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当たり前のことですが、フェアな意見です。

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<クリスマスの悲劇>隠れた課題、断絶された親子たちについて考える。

https://news.yahoo.co.jp/byline/akechikaito/20171225-00079723/
明智カイト
「いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」代表
12/25(月) 22:28

クリスマスは子どもたちが家族の愛情を実感できる幸せなイベントです。
しかし、そんなクリスマスにも悲劇が起きました。
今日、12月25日に母親とその交際相手などに虐待を受け続けていた
4歳の男の子が、その短い生涯を終えました。

https://this.kiji.is/317959034954876001?c=113147194022725109

被害にあった男児には心からご冥福をお祈り申し上げます。
二度とこのような悲劇が起こらない取り組みが必要です。

ちょうど、このニュースが流れている頃に
私は我が子を連れ去られ断絶されている父親と話をしていました。
その父親は自分の息子と同じ歳の男の子が虐待で死亡した
ニュースを自宅で見たそうです。

日本にはクリスマスが苦手な親たちがいます。
幸せそうな家庭の風景を直視できずに引き篭もったり、
子どもの声を聞くと自然と涙がこぼれたりするそうです。
それは誰かというと突然、我が子を連れ去られて断絶されている
親たちのことです。

昔より日本では「追い出し離婚」、今は「連れ去り離婚」が有利に扱われ、
子どもが片親を奪われる慣習が長く定着しているのです。

一時代前の「追い出し離婚」は家父長制の名残りであり、
母親と子どもは泣く泣く引き離されました。
現在の「連れ去り離婚」ではDV避難者を装って連れ去り、
そこで片親と断絶すればDVや虐待の事実など無くても
親子を引き離せるという司法行政の運用が発生しています。

その為、東京近郊の当事者団体だけでも毎月10件位の新規被害者が
発生しているペースだといいます。
DVや虐待と無縁の親たちまで加害者かのような扱いを受けて、
愛する我が子と生き別れを強要されています。
DV支援措置には何の証拠も要らず申請すればよいという
問題点があるようです。

そして前述したように、我が子と似た年齢の子どもや
幸せな家庭のクリスマスを直視できずに泣き暮らすような事態になっています。

引き離された親たちはDVや虐待が無くても、
第三者機関の監視付きでなければ我が子と再会させてもらえないといいます。
また今年には面会交流中に父親が子どもと無理心中をした
事件があったことから、
親子が自由に会うことは一層と困難になってしまったようです。

しかし、面会交流だけを危険視することは、
DVや虐待とは無関係の片親に対する差別でしかありません。(略)

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そして、「問題のある専門家」たちが似非科学を駆使して、
別居親への差別を煽る一例です。

一般社団法人日本児童青年精神医学会 親子断絶防止法に対する声明

2017.12.3父母の離婚等の後における子と父母との継続的な関係の維持等の促進に関する法律案に関する声明

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┣☆┫4  惨劇のクリスマスプレゼント
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以下、kネットに来たメッセージです!

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森事務所から,大量のクリスマスプレゼントが届きました。

相変わらずのネットストーキングからの恣意的抽出と
言い掛かりの立証趣旨です。
Kネットメールニュースまであります。

来年こそ拉致断絶と事後のネットストーキングを
評価する裁判官らが居なくなることを願うばかりです。

(小島)

『引き離されたぼくと子どもたち -どうしてだめなの? 共同親権』発売中!

【★現在の読者数 763人】実子誘拐、親子引き離しの違法化を
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12月のお茶の水の交流会、宣伝がなされていなかったようで、
大変失礼しました。(お茶の水交流会事務局)

ぼくのクリスマスプレゼントは、
子どもに出した手紙の受け取り拒否でした(子どもの署名付)。
そんなやり方だと傷つくし、ちゃんと意見を聞かせてね、
とさっききた郵便屋さんに子どもあての手紙を託しました。
子どもにハラスメントを覚えさせるのが、
親の役割ではないはずなので。(宗像)

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6年前