本当の男女平等とは?を考える。映画「Red Pill」の上映会を開催

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日本では離婚後、父親と母親の双方が子どもの養育を続けたいと思っても、一方の親は親権を奪われてしまうため、子どもと会うことが出来ない人たちがいます。子どもはどちらかの親のものではありません。今回、親権を争う際に、「男性(父親)だから」「女性(母親)だから」という性別的差別をなくし、本当の男女平等について考えてもらいたいと思い、映画「Red Pill」の上映会を開催します

 

 

ある日突然、子どもに会えなくなる。そんな辛い思いをする人をなくすための活動をしています。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。共同親権運動ネットワーク(kネット)のドキュメンタリー映画「Red Pill」日本上映委員会です。

私たちは、離婚後も子どもの成長に双方の親が関わる、共同親権・共同養育の実現を求めて活動をしています。子どもはどちらかの親のものではありません。親同士の問題に左右されることなく、ずっと親子であることを実感できるべきだと考えています。

しかし日本では、父親か母親の一方に親権を定めなければなりません。そのため、親権を持たない親が子どもの養育を続けたいと思っても、その権利が保障されず、一切子どもと会うことがができない人たちもいるのです。

 

会うことさえも叶いません

実際、ある日突然、片方の親が子どもを連れて家から出るケースは、国内で年間数千件以上起きていると言われています。中には、事実ではないDVの被害を訴えられ、子どもに会いに行くことすら制限されている人がいるのです。

 

全ての離婚を経験した家庭がこのよう状況にあるわけではありません。きちんと話し合いを重ね、決断をしている人たちもたくさんいます。しかし、この話し合いの機会すら設けられないまま、このような状況になってしまっているケースもあるのです。

 

子どもの親として、本来立場は対等です。にもかかわらず現状は、親権を持たない親は、親権を持つ親に許可を取り、子どもに会わせてもらう必要があります。そもそも、この「親権を争い、どちらかが負ける」という構図が正しいのでしょうか?私たちはこのことの是非について、訴え続けています。

 

 

本当の平等について多くの人に考てもらう機会を、日本未公開の映画「Red Pill」で作りたいと考えています。

 

私たちの多くも、親権の問題に悩む当事者です。今回この映画は、知り合いからの紹介によってその存在を知りました。

 

日本では公開されていないので、通販サイトで海外からDVDを取り寄せ、メンバーと鑑賞をしました。

 

そこでは、共同養育の進んだ国アメリカにも、私たちと同じように子どもと会えない男性たちがいて、それでも彼らは、状況に屈することなく団結して立ち向かっていました。さらに、その運動に共鳴して、行き過ぎたフェミニズムを批判する女性たちがいるということに勇気をもらいました。そして改めて、本当の男女平等について考えるきっかけになったのです。

 

私たちはこの映画をもっと多くの人に見てもらいたいと思い、上映会を開催することにしました。

 

―映画 Red Pill―

 

 

フェミニスト(女性の権利を主張する立場)の女性監督キャシー・ジェイによって製作されたドキュメンタリー映画です。

 

左がインタビューをするキャシー

 

映画は、フェミニストであるキャシー自身が、マスキュリスト(男性の権利を主張する立場)たちへインタビューを行いながら進んでいきます。

 

その中で、彼女は「女性が弱い、不利な立場にある」という自らの信念に疑問を持ちはじめます。男性たちもまた、社会の中で犠牲を払い、不利益を被っているのではないかと気づきはじめたのです。

 

マスキュリストたちのデモ

 

男性は女性と比べ、圧倒的に自殺率が高い。
危険な仕事に従事している割合が多い。
暴力や誹謗中傷に晒され社会的に守られていない。
そして、子育ての機会を奪われ、わが子と暮らすことができない。

このような男性たちの悲痛な声に、キャシーは胸を打たれます。

 

過激なフェミニストの主張

 

男性の権利のために声を上げる活動家、大学でのマスキュリズムの講義に対して、会場に押しかけ抗議活動をする過激なフェミニスト、そして行き過ぎたフェミニズムに反対する女性たち―。

 

社会的・経済的に、強いのは男性? それとも女性? この映画は、本当の男女平等とはどういうことなのか?を問うものになっています。

 

女性もマスキュリストのデモに参加しています

 

 

私たちは、フェミニストを否定したいわけでも、マスキュリストを擁護したいわけでもありません。ただ、多くの人にこの問題に関心を持ってもらいたいのです。この「本当の男女の平等」を考えることは、「親権」の問題を考える上で大切なことだと考えています。

 

昔は、男性は仕事、女性は育児という考えが根強くありましたが、今は女性も外に働きに出ますし、男性も育児をします。

 

だからこそ、子育てや親権についても今までの固定概念にとらわれず、本当の意味での男女平等について考え、浸透させていく必要があるのです。

 

デモに参加するキャシー

 

■上映スケジュール■

<東京>

開催日時:2018年5月5日

入場料:無料

会場:都内(調整中)

 

▷2018年5月~7月で3回の開催を予定しています。こちらは決まり次第お伝えいたします。

 

 

この映画を見た人たちと一緒に、“男性だから”、“女性だから”に縛られず、みんなが幸せに暮らせる方法を考えていきます。

 

最近では、女性の権利向上を目指す取り組みは、さまざまな場所で積極的に訴えられています。それをきっかけに、女性がこれまで理由なく制限されてきた分野に進出できることは素晴らしいことですが、一方で、男性が制限されていることもあり、そのことを声高に言うのはタブーになっているようにも感じています。

 

この映画を見た人たちがジェンダーについて考え、みんなが豊かに幸せに暮らせる「本当の平等」について、考えるきっかけになれたらと思います。皆さまの応援・ご支援をお願いいたします。

 

難しい問題だからこそ、みんなで考えていきたいです

 

 

■資金使途■

 

いただいた支援金は、米国エージェントからの日本国内での上映権購入費用、翻訳家による翻訳作業費用、上映施設の使用料として大切に活用させていただきます。

 

 

■リターン■

 

▷3,000円

・サンクスメール

 

▷5,000円

・サンクスメール

・映画上映会優先席 1名分

・終了後の座談会への参加権 1名分

 

▷15,000円

・サンクスメール

・映画上映会優先席 1名分

・終了後の座談会への参加権 1名分

・ワレン・ファレル著、久米泰介訳「ファザー・アンド・チャイルド・リユニオン」

もしくは、宗像充著「子どもに会いたい親のためのハンドブック」どちらか1冊

 

▷50,000円

・サンクスメール

・映画上映会優先席 1名分

・終了後の座談会への参加権 1名分

・ワレン・ファレル著、久米泰介訳「ファザー・アンド・チャイルド・リユニオン」

もしくは、宗像充著「子どもに会いたい親のためのハンドブック」どちらか1冊

・映画の最後にお名前をクレジット(希望者のみ、ペンネームも可)

 

 


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7年前