俳優&ストーリーに絶賛の声! 『gifted/ギフテッド』が満足度第1位

「ぴあ」調査による2017年11月23日、25日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブ監督が手がけたハートウォーミングな家族ドラマ『gifted/ギフテッド』が第1位になった。

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本作は7歳の女の子メアリーと叔父のフランクが主人公。ふたりはフロリダで一緒に暮らしていたが、メアリーに突出した才能(ギフテッド)が備わっていたことから、ふたりの生活に変化が訪れ、彼女の能力に気付いた大人たちが、彼女の教育方法を巡ってフランクと対立。大人たちは彼女の親権を巡って争い、幼いメアリーは自分の本当の気持ちを誰にも言えないまま、大人たちに振り回されてしまう。

圧倒的な才能を持ちながら、まだ幼いメアリーを演じたのは、2006年生まれの新星マッケナ・グレイス。観客からは「子役の女の子が天真爛漫な姿を演じていて、大人に負けない演技力があった。感情が揺れ動くシーンも違和感なく観られた」「ジョディ・フォスター以来の衝撃。それを子役に感じるとは!」「叔父と祖母の間に挟まれる複雑な役を上手に演じていた。大人ぶった中に子供の心が垣間見える素晴らしい演技だった」など絶賛の声が続出。一方、亡き姉からメアリーを預かるも、どう接していいのか迷う叔父フランクを演じたのはクリス・エヴァンスで、観客からは「陰のある哀しそうなたたずまいがこの役にピッタリだった」「キャプテン・アメリカとは正反対の中年の思慮深い素敵な叔父さんを演じきっていてすごかった」などの声があがった。

本作は、本当の親子ではないフランクとメアリーが様々な試練をくぐり抜けて、自分にとって“一番大切な家族”を見つけ出していくまでが描かれ、笑いに満ちた作品でありながら、その結末は感涙必至。上映後には「話の構成がよくて、登場人物の気持ちに感情移入した。誰かが誰かを想うことで人間としていられるんだな、と感じた」「お互いがお互いを信頼し、想い合っている。ふたりの周りにいる人たちの関係性もよかった」「個性を持つ大切さを今の子供たちに伝えたい」「子供の幸せとは、子供の幸せを考えたときのベストな選択とは何か? いろいろ考えさせられた」など、作品を高く評価する声が聞かれた。

(本ランキングは、11/23(木)、25(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

7年前