差別報道を呼び込む記者会見

係争中に「連れ去り勝ち」を狙い,子を連れ去らせ離婚後の親権及び係争中の婚費をせしめさせた弁護士達の勝利宣言。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170828-00006579-bengocom-soci
「父親は養育費を払っていればカッコイイ」と親子の絆を破壊された父親達への冒瀆趣味のあるカッコイイ弁護士が右側の斉藤秀樹だ。
彼は差別報道元となる発信が多いが今回の記者会見もそうだ。
「連れ去り勝ち」は暗黙のルールとなり確かに存在するが,判決文に堂々と「拉致実効支配し児童の自由を奪い従前の生活を断念させ監護を継続させ,相手の親権を侵害し父子断絶の時間を長期化でき,子どもが父親と会いたくないと言わせることができたので,親権を母親にする」などと堂々と真実を書く筈が無いだろう。
とってつけたように他の理由を探すのが,日本の拉致司法の問題だ。
私自身のケースでは,誘拐時の主たる監護者は私だったが共同監護と曲解され,3年前の生後11カ月間は,共働きで無かったのだから共同監護では無く,母親が主たる監護者だったという理由で実子誘拐は不問にされた。父親の主たる監護を認めずに,収入を切らさずに家計を担いながら,家事育児介護に奔走し,しかし勤めに出ていないことを問題視された。
そして調査報告書では,「既に時間が経ったので従前の生活に引き渡されるべきではない」とされた。「連れ去り勝ち」は確かに存在している。
斉藤の論拠では,子の引渡請求が15.5%認められているのだから,連れ去り勝ちでは無いという。
84.5%が認められずに,15.5%の中身は,
・連れ去られた子どもの連れ戻しに対するものと,
・明確な虐待ネグレクトと
・ごくごく稀に母親の被害の一部だ。
森法律事務所が公言しているように「母親の連れ去りは勝率100%だ」
最高裁がこれを支持したかのような報道になっているが最高裁は審議したのではなく不受理にした。弁護士なら誰でも知っている慣習だ。
一般人に誤解を与え,母親の正義,父親に何らかの有責性でもあるかのような印象を与えることになっている。
日本の弁護士達が確実に勝てる係争ネタとして,「過払い金請求」の次に「連れ去り離婚」があることを理解しよう。
そしてそれらが児童虐待や子どもの貧困にも繋がっていることを。

(文責:小島)

7年前