産経:なぜ6歳の娘を…無理心中か父、親権で悩み 「死にたい」と周囲に明かす 滋賀・栗東

なぜ6歳の娘を…無理心中か父、親権で悩み 「死にたい」と周囲に明かす 滋賀・栗東
2016.2.28 04:21
http://www.sankei.com/west/news/160228/wst1602280015-n1.html

 滋賀県栗東市観音寺の工事車両置き場で27日夕、男性が首をつって自殺し、近くの車から女児の遺体が見つかった事件で、男性が娘の女児の親権に悩み無理心中を図った可能性があることがあることが、県警草津署への取材で分かった。

 同署によると、死亡した男性は、同市蜂屋の大工の男性(38)と判明。ショベルカーのアーム部分にひもをかけて首をつって死亡していた。

 一方、近くの車に止まっていた乗用車の後部座席で死亡していたのは、保育園に通う女児(6)。女児は男性と内縁の関係にあった女性との間の娘で、認知していた。

 男性は娘の親権をめぐって女性と争っていたが、弁護士に「難しい」と言われ「死にたい」などと言って落ち込んだ様子だったという。

 女児は今月8日ごろから男性宅に滞在し、男性が26日に女児を連れて外出していた。女児は首を絞められた痕があり、同署は無理心中を図った可能性もあるとみて調べている。

8年前