【イベント】子どものための共同養育を進めるために ~面会交流(養育時間)と養育費~

子どものための共同養育を進めるために
~面会交流(養育時間)と養育費~

「養育費を払っていないのに会わせるのか」、
「会えないのに養育費を払わなければいけないのか」
親の側から見た面会交流と養育費の議論は子育てが同居親の役目、
金を払うのが別居親の役目
……「専門家」や法律家たちはそれが「立派な親」といった性別役割分業を
新しい言葉で焼き直して当事者に押し付け、
それに「子どものための」という枕言葉をつけてきました。

しかし、ステップファミリーが広がる中、
「会わせるべきか否か」「お金を払う必要があるかどうか」の
親の都合や支援者たちの考え一つで、
子どもが親を知り、親に養育を受け愛される権利は
ないがしろにされたままです。
大きくなりすぎた身体に服が合わないように
家族のありようは、単独親権制度という制度が想定する範囲を超えています。

「子どもにとって離婚とは家が二つになること」

親どうしの別れは子育ての終わりではありません。
その中で子どもを中心に据えるとはどういうことか、
子どものための共同養育支援のために
面会交流と養育費の議論で欠けていたものは。
当事者たちの実態とデータをもとに話し合いましょう。

●講演 
野沢慎司さん(家族社会学、明治学院大学教授)
「ステップファミリーと親子関係、継親子関係」

●討論「共同養育支援に望まれるもの」
・発言
藤原道子さん(弁護士)「日弁連アンケートから見えてきたもの」 
斎藤英樹さん(行政書士)「面会交流支援の実際」
小田切紀子さん(臨床心理士、東京国際大学)「同居親の側の事情」
・コーディネーター 
宗像充さん(ライター、共同親権運動ネットワーク)

✔日時 2015年7月4日(土)13:00~16:10
✔場所 国立公民館地下ホール(予定、変更の可能性あり)
 JR国立駅南口富士見通り(右斜め方向)を徒歩5分
✔資料代 800円(申込み不要。直接会場にお越しください)

■主催 共同親権運動ネットワーク
TEL 03-6226-5419  
メール contact@kyodosinken.com
HP http://kyodosinken.com/

10年前