kネット・メールニュースNo.229「12月4日、宗像・養育妨害裁判弁論」

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□■  kネット・メールニュース  No.229
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「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」

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 このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
 についての情報を発信するものです。 2014年12月2日
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■今号のトピックス
1 12月3日の白馬村裁判は延期
2 12月4日、宗像・養育妨害裁判弁論
3 12月の交流会
4 イベント
5 離婚調停中の武田久美子 ハーグ条約で「勝手に娘と帰国できない」

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「選ばなくっていい パパの家、ママの家」

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┣☆┫1 12月3日の白馬村裁判は延期
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堤さんが
白馬村被災地の対応で上京できないため、延期になりました。

【延期になった裁判】
白馬村・子どもの帰宅権訴訟、入学拒否編

×12月3日(水)
×13:25~ 弁論、東京高裁824法廷

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┣☆┫2 12月4日、宗像・養育妨害裁判弁論
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【養父の面会交流義務違反を問う】

東京都国立市在住の宗像さんは、
宗像さんのお子さんたちとの子どもの交流妨害を行った元妻と、
宗像さんのお子さんを養子縁組し同じく交流妨害を行った
親権者・養父の行為の不法性を問う損害賠償の裁判を提訴しました。

子どもの引き渡しにかかわり、
片親の許可なく養子にして片親を排除した
元妻の夫の不法行為も同時に問うています。

傍聴をよろしくお願いします。

第3回弁論
【日時】2014年12月4日午後2時~
【場所】東京地裁立川支部 405法廷
【内容】被告側陳述への反論と、証人尋問の予定等

この事件に関する問い合わせは以下まで
【共同親権運動ネットワーク】
〒186-0002東京都国立市東3-17-11.B-202
T 03-6226-5419 F 03-6226-5424
Mailto munakata@kyodosinken.com

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【事件の概要】

宗像さんは妻と別れた後、
2007年に手元で育てていた4歳と1歳の娘を
手元で育てていましたが、妻から出された人身保護請求で
引き離されました。
事実婚だったため宗像さんんは親権がありませんでした。
その際、元妻は子どもを会わせると約束し、
当時未婚の元妻の現夫も引き渡し裁判に関与しました。

その後すぐ、元妻は結婚し、子ども2人は
宗像さんの意思とは関係なく元妻の再婚相手の養子とされ、
子どもは養父の転勤に伴い、千葉県内に移されました。
宗像さんは相手方が親子交流を妨害したため、
裁判所の決定が出るまで、2年間子どもと引き離されました。

決定後に隔月での面会交流が取り決められましたが
昨年裁判所が交流時間の延長や学校行事への参加を
認める決定を出したあと、元妻夫婦は
交流の妨害をくり返し、半年間
宗像さんは子どもの周囲から排除されました。

宗像さんは、子どもの引渡し時には
面会交流の協議に誠実に応じるという
合意書を元妻と交わしましたが、
元妻夫婦は、話し合いのための調停や審判にも
欠席をくり返しました。

7年経つ今でも、子どもたちは
宗像さんの家に帰宅するどころか、
故郷である国立に足を踏み入れられないままでいます。

【解説】

今回の裁判は、親権者の交流妨害の不法性とともに
養父の交流妨害の不法性と問う裁判です。

養子縁組制度は子どもの幸せのためになされるもので、
これまでそれは金銭的なものとみなされたため、
子どもが養子縁組されると、それを理由に親子関係が断たれる
事例が少なくありませんでした。

しかし、離婚後の共同養育が知られるにつけ、
親どうしの関係と親子関係を分け、
子どものために、別れた親との関係を子どもに保障するのが
子どもを引き取った側(親権者)の責任という認識が広がっています。

当然、養子縁組制度を利用して親権者となるわけですから、
養子縁組制度自体も、別居親子の交流を保障する観点がなければ、
適切な運用とは言えません。

日本の連れ子養子制度は
親権のない別居親からの同意は
養子縁組の要件とされていません。
したがって、親子引き離しの手段として
再婚養子縁組制度を悪用する事例が少なくありません。

この件に関しては歌手の岩崎宏美が同様の経験をしています。
http://www.news-postseven.com/archives/20130827_207034.html

本事件でも、親権者側は「会わせる」という約束をして
わざわざ子どもを引き取り養子縁組をし、
その後会わせなくなりました。
片親を排除するために養子縁組制度が悪用されています。
一連の行為には、養父も加担しています。

【背景に単独親権制度】

日本では、再婚養子縁組は裁判所の審査も
関係者への聴取もなく行われます。
単独親権制度であることで正当化されてきました。
国連子どもの権利委員会は
是正を求めて2010年に勧告を出しています。
子どもの権利条約21条違反は、
すべての養子縁組に父母の同意を義務付けています。

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┣☆┫3 12月の交流会
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*くにたち交流会は中止です。
14日銀座でお会いしましょう。

■宮崎交流会

【日時】 12月6日(第一土曜日)18時~20時
【場所】宮崎市民活動センター(小会議室)
〒880-0001 宮崎市橘通西1-1-1                      
         宮崎市民プラザ3階
【TEL】0985-47-6797
【参加費】無料
【問い合わせ】knetmiyazaki@yahoo.co.jp

■鹿児島交流会

2014年12月13日
毎月、第二土曜日(18時~21時)
【場所】サンエールかごしま
〒890-0054 鹿児島市荒田1-4-1
【TEL】 099-813-0850
☎070-5270-3251
【メール】kagoshimaoyako@willcom.com

■別府交流会

12月20日
毎月、第三土曜日(18時~21時)
【場所】別府市野口ふれあいセンター(大分県別府市野口元町12-43)
【参加費】500円
【メール】itumo.itumademo.oyako@gmail.com
【問い合わせ】0977-77-1994

■銀座交流会

【日時】 2014.12.23(火) 19:00~21:00(入退出自由です!)
*日程注意!
【場所】 銀座セミナールーム 東京都中央区銀座3-13-19 
    東銀座313 8F
【参加費】 500円(運営費等含む)
【交流会に関してのお問い合わせ先】 090-4964-1080(植野史)

■日本家族再生センターグループワーク

12月6日(土曜)
9時 ミニゼミ
10時 女ワーク
13時 男ワーク
15時半~22時 個別相談 (要予約・一部予約済)

ゼミ及びワークは各セッション参加費2000円ですが、
複数セッション参加でも参加費は2000円です。
【場所】銀座セミナールーム 東京都中央区銀座3-13-19 
    東銀座313 8F
【主催】日本家族再生センター
    http://kazokusaisei.jimdo.com/

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┣☆┫4 イベント
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■12月14日集会「引き離しハラスメント」

日時 12月14日(日)15:00~17:00
   *17:30~19:00歳末懇親会(ワンドリンク、軽食付)
場所 東銀座313ビルセミナールーム
    (東京都中央区銀座3-13-19 東銀座313ビル8F)
参加費 1000円(懇親会と通しで)
 予約は不要です。直接会場にお越しください

○話題提供 宗像 充(kネット運営委員)
     「引き離しハラスメントの実際」     
主催 共同親権運動ネットワーク
TEL 03-6226-5419 メールcontact@kyodosinken.com

■子どもの権利条約批准・DCI日本設立20周年記念集会
    子どもの現状と「条約」実践の意義
── DCI日本設立20周年を振り返って──

日時:2014年12月6日(土)午後2時~6時 
(会場受付開始13:40 から)

場所:青山学院大学2号館2階223教室
(JR渋谷駅より徒歩10 分、
東京メトロ(銀座線・千代田線・半蔵門線)「表参道駅」より徒歩5 分、
大学正門を入って右側二つ目の建物2階)

http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html

参加費1000 円 事前申込不要

***** プログラム *****

オープニング 14:00  ジョニー・H氏の歌
東日本大震災と子どもの意見表明 14:15 ~ 15:45
 ・「大川小を遺して!」
   石巻市大川小卒業生佐藤秀明
    (ここねっと緊急子どもサポートチーム代表)
 ・「浪江町の現状」(同上)
 ・「原発避難をして」
   保護者・ましこりか(放射能から避難したママネット代表)
育ちの場と子どもの現状 16:00 ~ 16:45
 ・「子育ての場で何が起きているか」
   保育園・今井明代(保育士)
   家庭・瀬川未佳(臨床心理士)
   学校・金子由美子
貧困と子どもの現状 16:45 ~ 17:25
 ・「格差が成長発達に与える影響」
   対談:金子由美子(養護教諭)
       青砥恭(NPO 法人さいたまユースサポートネット代表理事)
条約実践とDCI運動の意義 17:25 ~ 17:55
 ・「なぜ、今、子どもの権利が大切か─ DCI日本の20年を振り返って」
   福田雅章(DCI日本代表)

主催;DCI日本(子どもの権利のための国連NGO)
東京都豊島区南池袋3-11-22-101
Tel :03-5953-5100 
http://www.dci-jp.com/
集会連絡先:DCI日本代表福田雅章
(℡:090-4061-5100 Mail:fukuda-masa@rio.odn.ne.jp)

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┣☆┫5 離婚調停中の武田久美子 ハーグ条約で「勝手に娘と帰国できない」
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■日刊ゲンダイ 11月25日
離婚調停中の武田久美子 ハーグ条約で「勝手に娘と帰国できない」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141125-00000009-nkgendai-ent

25日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)に
早速スタジオ生出演すると、
日本が今年4月1日に加盟し国内でも発効したばかりの
「ハーグ条約」の制約を受けていることを明らかにした。

 同条約は、親権を侵害する国境を越えた
子どもの強制的な連れ去りや引き止めなどがあった場合、
迅速かつ確実に子どもをもとの国に返還する
国際協力の仕組み等を定める多国間条約。
武田は離婚が成立しても、日本が同条約を締結したことにより、
その制約を受けてしまう。

「ノンストップ」で武田は、
「私は外国人なので、元旦那のサインがない限り、
勝手に子ども(ソフィアちゃん)を
日本に連れて帰ることもできません」と語った。

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ハーグに慎重な方たちは、
武田さんのためにがんばってやんないでしょうか。
え、もう古い?(宗像)

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10年前