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□■ kネット・メールニュース No.216
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「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」
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このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
についての情報を発信するものです。 2014年9月28日
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■今号のトピックス
1 「絶望の家庭裁判所」まであと1週間
2 堀尾の共同親権学「祖父母とのつながりは、子どもの発達に良い影響を与える」
3 裁判情報
4 kネットへの助言?
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┣☆┫1 「絶望の家庭裁判所」まであと1週間
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いよいよ一週間後に迫りました。
集会後には、懇親会も予定しています。
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今年4月、ハーグ条約が発効しました。
子どものために双方の親が養育に引き続きかかわることを
前提にした条約が、日本国内でも適用されています。
開国を求める条約加盟の議論のうねりによって、
国外の離婚後の子育ての実態やDV被害者支援の現状、
裁判所が本来果たすべき役割が、鎖国日本にも伝わりました。
法律家たちは、さまざまな開化案を打ち出そうとしています。
しかし、単独親権を堅持するため、
数えきれないほど多くの子どもたちから親を奪ってきたのもまた、
彼ら「法律ムラ」の住人です。
単独親権を脱するのに乗り越える課題は何なのか?
男は金稼ぎ女は子育てという伝統的意識、DV被害者支援の懸念、
そして裁判所の官僚機構、
……タブーなき議論を、私たちとともに!
日時 10月5日(日)午後1時15分開場、1時半開始~4時半終了
場所 東京ウィメンズプラザ第一会議室
東京都渋谷区神宮前5-53-67(裏面に行き方)
■講演
杉原里美 「共同親権~記者から見た可能性」
瀬木比呂志 「家庭裁判所の闇」
ほか、家裁監視団の報告等
参加費 1000円(事前申し込み不要。直接会場にお越しください)
杉原里美
朝日新聞記者(社会部教育班)、
日本の別居親の運動が活発化した当初から、
別居親子の問題を取り上げる。
ハーグ条約加盟の議論時には、アメリカに行って現地取材を行う。
瀬木比呂志
明治大学法科大学院専任教授、元裁判官、
著書に『絶望の裁判所』(2014年現代ビジネス)、
最高裁中枢を知る元エリート裁判官の告発が話題を呼ぶ。
■主催 共同親権運動ネットワーク
T03-6226-5419 メール contact@kyodosinken.com
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┣☆┫ 2 堀尾の共同親権学24「祖父母とのつながりは、子どもの発達に良い影響を与える」
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(1)「子どもの健康 KidsHealth.org」というサイトは、
子どもの健康について有益な情報を提供しています。
「祖父母とのつながりBonding With Grandparents」という文章の中で、
祖父母は子どもに良い影響を与えると述べています。
「祖父母は、子どもの役割モデルになる。
文化的遺産や家系の感覚を子どもに与える。
祖父母は、孫に愛情を与え、心からの関心を注ぐ。
そして安全の感覚を与える。
祖父母は、子どもの健全な発育を促す。
祖父母の家へ泊りがけで行くことは、子どもの独立心を養う。
祖父母は、親よりも時間に余裕があって、
孫とゆっくり遊んだり本を読んでくれるかもしれない。
こうした、ひたむきな関心が、子どもの発達を促し、
学習スキルを良くするのである」。
そして、次のことを勧めています。
祖父母を頻回に訪問すること、電話やメールやスカイプを活用すること、
写真を送ること、手紙をやり取りすること、
祖父母の持つ技術を学ぶこと、家系図を書くことなどです。
ただし、子どもが祖父母の家に滞在する場合は、
子どもの安全を第一に考えるように勧めています。
祖父母の家には、子どもには危険なものが多くあるかもしれません。
(2)英国テレグラフ紙のJohn Bingham氏は、
いくつかの研究を踏まえて、次のように述べています。
(「小さい子どもの発達には、幼稚園より祖父母の方が良い
Grandparents better than nurseries for young children’s developement」)
「幼稚園に入れるよりも祖父母を選んだ親は、選択の理由として、
『信頼』や『愛情』を挙げている。
また、研究によれば、祖父母に面倒を見てもらった子どもは、
少し高度な語彙を獲得する」。
(3)「さらに良い子ども A Better Child」というサイトの
「家族内における祖父母の役割 Grandparents Role in the Family」
という文章は、次のように述べています。
「祖父母が孫にもたらすのは、無条件の愛、安定性、知識、成熟さである。
孫が祖父母にもたらすのは、愛情、エネルギー、楽観主義、笑い、
若々しさ、人生の目的である」。
(4)北カロライナ大学のJane Myers教授は、次のように述べています。
「親の離婚により、祖父母と孫の関係が切断される場合がある」
(「親の離婚により悪影響を受ける祖父母
Grandparents Affected by Parental Divorce: A popuration at Rsk?」)。
(5)セントラル・ミシガン大学人類学のカスパーリ教授は、
祖父母を通じた情報の伝達が大きな意義を持つと述べています。
「旧人類は祖父母の年代まで生きることが稀であったが、
現世人類では、祖父母となる年齢の人が急増した。
それに伴い、新タイプの道具や芸術様式の爆発的な発展が起きた」
(「祖父母がもたらした社会の進化」、日経サイエンス2011年12月号)。
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┣☆┫ 3 裁判情報
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■宗像・交流妨害訴訟
【日時】10月17日午後2時~
【場所】立川支部408号法廷
東京都国立市在住の宗像さんは、
宗像さんの娘との子どもの交流妨害を行った元妻と、
宗像さんの娘を養子縁組し同じく交流妨害を行った
親権者・養父の行為の不法性を問う
損害賠償の裁判を提訴しました。
*本人訴訟等の支援や宣伝を希望の方は
kネットまでご連絡ください。
■熊本・交流妨害訴訟、弁護士の不法性問う
【日時】2014年12月11日(木)午後1時30分~
【場所】熊本地方裁判所501号法廷
熊本県熊本市在住の宮﨑保成さんは、
面会交流に応じなかった別居中の妻と、
その妻の弁護士に対して、
本人訴訟で慰謝料を求める損害賠償請求をしています。
*期日が変更になりました。ご注意ください。
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┣☆┫ 4 kネットへの助言?
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kネットに以下のメールが来ました。
私たちはエスパーではないので、
具体的に言ってくださらないと正当な助言とは言えません。
また、私たちは「真摯で誠実な姿勢で」やってますが、
そのことと、社会がそれを受け入れるかどうかは別の問題です。
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メルマガ等を通じて一年余り貴団体の活動を追ってきました。
当方も共同親権を望む一人ですが、根底となる目的、
考え方が貴団体とは異なるものと感じています。
また、貴団体の社会に向けられた姿勢では、
一向に共同親権制度は実現しないものと思われます。
換言しますと、貴団体の存在は、
実現して然るべき共同親権制度の妨げ
になっているとさえ感じています。
共同親権制度を訴える団体として、
共同親権制度の考え方、目的を改めて考え、
真摯で誠実な姿勢で社会に訴えて欲しいと願うばかりです。
失礼を承知で申し上げましたが、
共同親権制度の実現と貴団体のご健勝を心から願っております。
「あの日から、パパのもとへは帰れなかった」今、片親排除にNOを。
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日弁連のシンポに行ってみた。
遅刻してのマイクアピールだったけど
ちらしはみるみる受け取られていった。
シンポのアンケート結果は、家裁への不満が、女性より男性のほうが
とびぬけて高いこと、連れ去りがあるのはおかしい、とレポートがあった。
偏ったアンケートだったけど、そういう結果にはなる。
だけど、日弁連の提言にはもちろん反映されず。
アンケートを答えたくなかった人たちの気持ちはわかる。(宗像)
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