2009年06月06日朝日新聞
「離婚後の親権考える講演会 13日、高松で」
離婚後に両親のどちらかにしか子どもの親権を認めない現行制度について考えようと,
子どもと暮らせなくなった当事者や福祉関係者ら約10人でつくるグループ
「親子の絆ガーディアン四国」は13日午後1時半から、
高松市のサンポートホ–ル高松第51会議室で講演会などを開く。
講演するのは神戸親和女子大学の棚瀬一代教授(臨床心理学)
で「離婚後同居できない親子の関係を考える?日米法制度の違い・心理臨床家の視点から」と題して話す。
入場料1千円。講演後には当事者を対象にした相談会も開かれる予定。
現在の民法は「単独親権」制度で、親権のない親と子どもの面会についての規定はない。
同グループは当事者の一人である高松市の早井○○さん(47)らの呼びかけで今年2月に発足し、
これまでに「共同親権」制度にすることや定期的に子どもに会うことができる面会交流権の確立を求め、
県議会などに陳情をしてきた。
今回、一般を対象にした講演会を企画したことについて、
早井さんは「多くの人がこの制度の問題点を知らない。まず実情を知って欲しい」と話す。
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