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□■ kネット・メールニュース No.166
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「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」
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このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
についての情報を発信するものです。 2014年1月18日
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■今号のトピックス
1 白馬村住民登録拒否、転入拒否裁判が佳境
2 東京家裁、名前を名乗りませ~ん!
3 釧路家裁、質問に答えませ~ん!
4 札幌レポート
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┣☆┫1 白馬村住民登録拒否、転入拒否裁判が佳境
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親権のない親のもとにいる子どもの転入を拒否した白馬村の不法行為。
村を訴えた3つの訴訟のうち、学校への転入拒否をした
当時、村教育委員会の職員の田中克俊氏の尋問があります。
この裁判、親権のない親を不当に排除してきた
行政の不法行為を問うものとして、
絶対に負けさせてはいけないものです。
ぜひぜひ傍聴を!!
===== ===== ===== =====
◎事件の原因 … 父親の保護を求めて母親のもとより逃げてきた子ども
(当時小学5年生)に関する行政の処分
◎場所 … 長野地方裁判所松本支部
◎原告は本人訴訟
◎被告代理人は福田雅春弁護士
(福田雅春法律事務所 長野県松本市中央3-3-16 0263-87-1980)
◎被告連絡先 0261-72-5000(代表)《FAX》0261-72-7001(代表)
◎平成24年(ワ)第355号損害賠償請求事件【小学校入学拒否訴訟】
平成26年1月21日(火)14時~16時
原告 堤 則昭(父)・堤 渚太朗(子)
被告 白馬村教育委員会 代表者 教育委員長 太田 昭雄
[父親に親権がないこと等を理由として,
白馬村教育委員会が小学校転入を拒否し,
体験入学扱いとして通学は認めたものの
教科書も成績表も与えないように
小学校に命令した]
被告証人 白馬村役場 上下水道課 係長 田 中 克 俊
※当日の尋問に関する当事者の陳述書や
その他資料が必要な方はご連絡ください。
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【事件概要】
平成24年(ワ)第355号損害賠償請求事件【小学校入学拒否訴訟】
平成22年9月17日,同居する母親の不適切な養育環境から逃れ,
小学5年生の男の子が長野県白馬村に離れて暮らす父親の元へ,
東京から助けを求めて来た。
その子どもに対して,
白馬村教育委員会は父親に親権がないことを
理由に小学校への入学を認めなかった。
子が自らの幸せを求めて,遠路父の保護を求めて逃げて来たのに,
当初は子の小学校への通学すら認めなかった。
後に通学は許可したものの入学は認めなかった。
白馬村教育委員会は子に対する実態調査までして
子の居住実態を知りながら,入学は棚上げにし,
学齢簿の作成をしなかった。
子は小学校への通学は認められても,
教科書は支給されなかった。
どんなに勉学に励んでも成績表は交付されなかった。
健康診断も受けられず,父はPTA事業への関与も敬遠された。
あたかも,早く出て行けとイジメを受けているがごときであった。
学校側は子の福祉の観点から他の児童と同様の扱いを望んでいたが,
白馬村教育委員会は学校に対して
子どもの権利の剥奪,虐待を命令した。
これらはどれも公権力による子どもの権利侵害・児童虐待であり,
親権のない親に対する人権侵害・差別です。
子どもの権利条例公布を公約とした
長野県阿部知事県政のもとでの子どもの人権侵害事件として,
社会に対して広く問題を提起していただきたいと思います
http://oyakonetnagano.jimdo.com/%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E6%A8%A9%E5%88%A9%E4%BE%B5%E5%AE%B3%E5%AE%9F%E8%A9%B1/%E7%99%BD%E9%A6%AC%E6%9D%91-%E8%A6%AA%E3%81%AB%E8%A6%AA%E6%A8%A9%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84/
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┣☆┫2 東京家裁、名前を名乗りませ~ん!
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最近、相談に来られた東京家裁の利用者の方で、
調停委員に名前を聞いても、名乗ってもらえなかったという
ことがあったそうです。
こういった事例、神戸家裁でも聞いたことがあります。
いまだにこんな調停委員がいるのがかなり驚きです。
調停委員は非常勤ではあっても公務員です。
勤務中の公務員の公務にプライバシーはありません。
公務員ですので、一般的に説明責任はあります。
なにより、人の個人情報を知っておきながら、
自分の名前を名乗らないなんて、
どれだけ偉い人たちなんでしょうか。
こういった場合の対応ですが、
「あなたが本当に調停委員であるかどうかについて
私は確証が持てません。
したがって本当に調停委員であるかどうか、証明してください。
でなければ公正な裁判を受ける権利が侵害されます」
と尋ねてください。
名前を名乗るまで手続きの再開は拒否してください。
その間、家裁書記官室に行って
(呼び出してもらってもいいです)
同じこと言い名前を聞いてください。
この段階でほとんど名前はわかります。
それでもわからなければ、
総務課に行って同じ苦情を言い
調停委員会に問い合わせを頼んでください。
それでも埒があかない場合は
家事事件手続き法に基づき、
調停委員に対する除斥の手続きをとってください。
およそ自分が調停委員だと名乗れない人の前で
まともな話し合いなど期待できません。
最高裁の人事局に電話をして調査を依頼することもできますし、
なによりkネットにご相談ください。
なお、以下のような書き込みもネットにあります。
調停委員の当たり外れで
親子関係が決まるというのは残念なことです。
===== ===== ===== =====
弁護士ドットコム
「面会交流の調停委員は人柄で決まる!?」
http://www.bengo4.com/rikon/1020/1150/b_226449/
面会交流の調停委員は人柄で決まる!?
元気出そうさん
今回の調停委員は自分にとって、これ以上
ないほどに素晴らしい方々です。
妻に対して強い口調で言ってくれますし、
妻同席で調停を何度か行うこともありますが、
妻「これからの面会はできるだけ、
私同伴 で月1回程度、1時間位、面会していきます 」
調停委員「お父さんと子供とは、
普通に面会交流ができるようにすべきです」
妻「普通ってどういうことですか!?」
調停委員「監護しているあなたが、普段し ているように、
旅行に連れて行ったり、宿泊もしたりということです。
あなたは普段 一緒に暮らして当たり前と
思ってしていることのように、
別居しているお父さんも同じようにすることです。」
別居の原因は法的な事由なく、徐々に私の居場所がなくなり、
子供の前でも妻が豹変し始めたため、
冷却期間のために私が追い出される形で家を出ました。
調停委員次第で面会交流の話も全く変わりますね…。
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┣☆┫3 釧路家裁、質問に答えませ~ん!
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kネットでは家裁の面会交流の実施状況について
昨年同様、各家裁にアンケートを送って
電話や実地での調査を行っています。
釧路支部に行った仲間は
「外部の任意団体からの問い合わせには答えない」
と門前払いをくらいました。
昨年も同様の答えをする家裁があったので、
裁判所の一般的な対応として固定化しているのかと思い、
最高裁広報課に電話しました。
以下、その記録です。出たのは水上さんです。
「最高裁はそういう指導をしているんでしょうか」
「ちょっと問合わせますので1時間ほど待ってください」
1時間後
「電話での問い合わせで最高裁がそういう指導をしているかどうか
答えることはできないんです。申し訳ありません」
「あのね、あなたたち公務員なわけで団体だろうが個人だろうが、
一般的に説明責任はありますよ」
「対応は各裁判所に任せています」
「それはそれでいいですが、問題はこんな失礼な対応を
あなたがたが許しているのかということでしょう。
ほかの官庁ではありえませんよ。
だいたい「利用者に身近な裁判所」とあなたがた掲げてるんでしょう」
「掲げている?」
「家裁はそういうふうに言っていませんか。
ぼくたち利用者ですよ。
どうすればまともな答えが得られるんですか。
たしかに最高裁に要請すれば場所を設けて職員は出てきます。
でもその職員は『聞き置いて部署に伝える』というだけで
説明をしませんよね。
担当部局の人は絶対に出てこない。
答えを得たいときは、
公務員が説明責任を果たさないということで、
裁判をするしかない。
利用者に対して文句があるなら裁判しろって
どういう役所ですか」
裁判しても、裁くのは裁判所。
「私たちは説明責任なんてカンケーない。
なぜなら私たちは裁判所だからだ」
というのが最高裁の見解のようです。
そりゃ国会で追求されてもしかたないよね。(家裁監視団)
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┣☆┫4 札幌レポート
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さっぽろのコトオヤネットに呼ばれて
吹雪のさっぽろに行ってきました。
当日は北海道新聞の広報もあって、
30人以上の来場者で会場が埋まりました。
小田切さんの講演もあったので、
ひとり親の方や、ひとり親支援に携わってきた方、
養育費を求める活動を続けてきた方など
さまざまな立場の方と意見交換をすることができ
貴重な機会でした。
当日1月12日の北海道新聞では、
コトオヤネットへの取材も含めて
大きく引き離し問題の特集が出ています。
今後の北海道での活動に期待します。(宗像)
■コトオヤネットさっぽろ(と面接交流ネット)の定例会と無料相談会を
2014年1月18日(土)午後1時から開催します。
・とき:2013年1月18日(土) 午後1時~3時位
・ところ:【場所が変更!!】
ROBATA魚一新 南郷13丁目店
札幌市白石区南郷通13丁目南3-2
地下鉄東西線新札幌行「南郷13丁目」駅下車2番出口より徒歩1分
(道道453号線沿い セイコーマートとなり 駐車場あり)
いつもの場所の向かいになります
・問い合わせメールアドレス :ntmashi@yahoo.co.jp
http://d.hatena.ne.jp/mensetu-net/
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さっぽろに出かける前の11日は面会交流日。
習志野市内の駅で待っていたけれど、相手方は来ず。
弁護士から電話を入れてもらったけど、通じない。
翌週の裁判所からの履行勧告も拒否。
決定も効力を発していて、それって不法行為なんだよなあ。(宗像)
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