時事:新たな親子関係、法整備検討=性同一性障害の最高裁決定受け-自民

新たな親子関係、法整備検討=性同一性障害の最高裁決定受け-自民

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201312/2013122200053&g=soc

 自民党は、性同一性障害のため女性から性別を変更した男性とその子の「父子関係」を認めた最高裁決定を受け、法整備に乗り出す。第三者の精子・卵子の提供や代理出産で生まれた子と親の新たな家族関係を法的に明確にする方針だ。来年1月召集の通常国会に、民法改正案や生殖補助医療関連法案の提出を目指す。
 性同一性障害の女性が性別を変えて男性になり、第三者の精子の提供を受けて妻との間に子をもうけた事例について、最高裁は10日付の決定で父子と認定。「妻が婚姻中に懐胎(妊娠)した子は夫の子と推定する」と定めた民法の「嫡出推定」規定が適用されると判断した。(2013/12/22-14:08)

10年前