弁護士と闘う:「子の面会・引渡しを巡るパネルデスカッション」イベント報告【主催日本裁判官ネットワーク】

「子の面会・引渡しを巡るパネルデスカッション」イベント報告【主催日本裁判官ネットワーク】

http://blogs.yahoo.co.jp/nb_ichii/34429632.html

2013/11/10(日) 午後 5:53

「日本裁判官ネットワーク」11月9日 大阪イベント

「子の面会・引渡しを巡るパネルデスカッション」

(大阪市立大学文化交流センター)

第1部 金馬健二元裁判官(元高松高裁部統括)退官記念講演

第2部 専門家(裁判官・弁護士・調査官・調停委員)を交えて子の

面会交流、引渡し関しての問題点を討論した。

日頃は子どもを連れ去られた当事者やDVデッチ上げや偽装証拠を裁判で出された当時者からの声ばかり聞いていましたが、実際に家裁の調査官や

代理人弁護士、調停委員、裁判官はどのように事件処理を進めていくのか

また、当事者らの意見を聞きながら離婚、子どもの親権問題、面会交流に

取り組んでいくのかを専門家の立場で討論しました。

過去に調査官や調停委員、裁判官、弁護士が一列に並んで問題点を論じるという過去に企画はなかったのではないでしょうか

会場にも弁護士、元裁判官、調停委員、エフピック(子ども面会交流所)

連れ去り被害者、など約80名が参加しました。

パネルデスカッション

安元義博弁護士(大阪)谷英樹弁護士(大阪)金馬健二元裁判官

A裁判官(関東地域家裁)B裁判官(高裁)C調査官(某家裁)

客席に多数の調停委員・司会 高裁判事 

どのように離婚調停を進めていったのか、問題点はどこなのか

子ども連れ去りという実態についてどのように対処していくのかを

論じられました。調査官や調停委員がどうしても事務的な問題を論じるのはやむ負えないのかもしれませんし現状を大きく変更するということについては公務員でもある彼らには無理かもという感想を少し持ちました。

裁判所として子どもの面会はさせていく方向にある。できれば間接強制を取っていくように調停で努力する。というパネラーからの意見がありました。

パネラーの安元弁護士は子どもの面会交流について調停や裁判が終了し代理人としての仕事が終わったとしても委任が切れていますとは言えない

面会交流まで面倒を見るのは私たち弁護士の責任である。当事務所には畳の部屋があり別れた元夫婦と子どもが面会交流をできるようにしているとの報告もありました。(畳の部屋は靴を脱ぐため連れ去ることはできないという理由)

弁護士によってずいぶん違うもんだ!二弁の樋口明巳弁護士は子どもとの面会で裁判所での和解や間接強制の命令判決や強制金の支払いも守らず、ついには元妻との委任契約が切れているので私は知りません関係ないとまで裁判で言いだした。

まともな弁護士と子どもに会わせない弁護士との差が出たようです。

さもしくない弁護士も大阪にはいるんだということです

当日参加者のある弁護士が調停では当事者(妻・夫)の同席の場合、なかにはDV加害者もいるので裁判所にはそこのところ十分配慮していただきたいという意見が出ました。(家庭で妻にDVする奴が調停室で大勢の中妻に暴力を振るうとは考えにくい。それこそが夫をDVだ危険人物だと決めつける弁護士の手法ではないかとちょっと思った)他に子どもを連れ去られた被害者からは、妻が子どもを連れ去り行方不明である。共同親権を進める会の方からは離婚事件、子どもの面会交流について根本的な問題を解決すること、それはまず面会交流を柔軟に進めていくことから始まるのではと言う良い意見も出されました

ついに手を上げてしまった。

今回のイベントでは弁闘さんの質問時間はありません。黙っていてくださいとスタッフの言いつけも守らずマイクを握ってしまった。「京都から来た弁護士と闘う!です」というと調停委員のおば様方はネットに詳しくなく知らないようでしたが弁護士たちは私の事を知っていたようで「なんであいつがおるんや」という顔でした。

私が言ったことこは次の点

①子の面会交流は間接強制が有効だという意見があるなか現在東京地裁では間接強制の命令を受けながらまったく子ども面会も協力しない強制金も支払わない、裁判所が出した判決に従がわない弁護士がいて裁判にまでなっている。

②離婚調停についていつまでも調停委員に任せておけないと代理人弁護士がいわゆるちゃぶ台返しをするのではないか、調停委員や裁判官の苦労を

何も考えない弁護士がいる

③結局のところ、いくら面会交流をしようと調停委員や裁判官が頑張ってみたところで弁護士が子どもに会わせないという委任を受けていたら仕方がないのではないか、中には妻が浮気をして新しいパートナーを見つけていた場合などは月2回前の夫に子どもが面会にいくとなると子どもも新しい夫になつかない問題もある。子どもに会わせないという条件で委任を受けた連れ去り弁護士、さもしい弁護士が多くいる。

③家裁の調査官については、母性保護、継続の論理から現状維持の方向からなかなか脱却できないのではないか、

今日は黙っておこうと思っていたのですが・・つい手をあげてしまった。まともな弁護士さんが多くいるなか言ってしまった。

まともな真面目な弁護士さん裁判官もいるということで大変勉強になった一日でした。

10年前