堀尾の保険学:ひとり親世帯の貧困率は最下位

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これは、「すくらむ」というブログにあった図です。
この図の元の出典は、厚生労働省の文書「貧困率の国際比較」です。
日本の場合は、欧米諸国と比較して、親子交流の時間が少なく、親子関係が切れやすく、それで母子家庭が貧困家庭になりやすいのでしょう。親子交流の時間が増えると、渡されるお金の額が増える、という一般的傾向があります。
(2)カナダ政府の文書The Father Toolkit の一部分を読みました。これは 言わば「父親の関与を増やすための方策集」という内容です。
この文書によれば、父親が子どもに多く関与すると、次の点で、子どもに良い影響をあたえるそうです(p5)。
・子どもの認知機能の発達
・学業成績の向上。より上の学校に進学すること
・問題解決能力
・情動の発達。自分の行動に責任を持つこと。衝動的でないこと
・自分の感情を適切にコントロールすること
・自己受容。落ち込まないこと
・社会的発達
・同僚とポジティブな関係を作ること
・攻撃的でないこと。忍耐力があること
・共感して人と関与すること
カナダ政府は、父親が子どもに充分に関与することを勧めています。
(3)カナダ政府は、「私のパパが重要である理由は‥‥」My Daddy Matters Because… というプロジェクトを行っています。その研究レポートⅡの文章は、父親の仕事について、次のように述べています(p6)。
「父親の仕事は、子どもの発達を助けることであり、子どもが自分の感情を把握して表現するように教え、生理学的な困窮を避けるよう教えることであり、子どもが良い経験をする場を提供することであり、子どもが頑張って目標に到達し責任を果たすのを助けることであり、市民・配偶者・親としての役割を子どもに少しずつ理解させることである。手短に言えば、子どものお腹を食べ物で満たし、子どもの頭を知恵で満たし、子どもの心を愛と勇気で満たすことである。」
(4)カナダ政府は、父親が子どもに充分に関与することを勧めています。カナダ政府の取り組みを紹介している日本のサイトがありました。
3つ目のサイトは、カナダ政府によるテレビCMを一つ紹介しています。
このテレビCMは、「父親としての仕事は、この世で最もすばらしい仕事です。あなたにもできます。」と述べて、父親が子どもと遊ぶように勧めています。
http://www.youtube.com/watch?v=68u8adZ-krshttp://www.youtube.com/watch?v=_9m6RrIebkI
(5)アメリカ政府による新作CMも、Youtubeにありました(National Fatherhood Initiative)。アメリカ政府も、父親が子どもにしっかり関与するように勧めています。 ①http://www.youtube.com/watch?v=hU60QH4YJs8 (ダンス) ②http://www.youtube.com/watch?v=bEZp8BwDR4M (パパ) ③http://www.youtube.com/watch?v=oNJlWNQCfh4 (ターザン) ④http://www.youtube.com/watch?v=MVNMofDzJtQ (笑い) ⑤http://www.youtube.com/watch?v=jjYP1szJXv0 (タンポン) ⑥http://www.youtube.com/watch?v=31eWFaqmB2c (ゴジラ) ⑦http://www.youtube.com/watch?v=AwaW0vQ_lQw (オバマ)
(25年8月24日に追記) (3)(4)(5)の内容の一部を、Wikipedia「父親の役割」に加筆しました。

 

11年前