kネット・メールニュースNo.127「7月28日講座・アメリカの共同養育支援」

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□■   kネット・メールニュース  No.127
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★選ばなくっていい パパの家 ママの家

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このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
についての情報を発信するものです。 2013年7月20日
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【家庭裁判所に法の支配を/日弁連に人権の確立を】

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■今号のトピックス
1 7月28日、講座「アメリカの共同養育支援」
2 みんなの党のアジェンダに「連れ去り防止」
3 地方議会意見書30に
4 堀尾の共同親権学4「女の会話、男の会話」
5 国立でも交流会始めました

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┣☆┫1 7月28日、講座「アメリカの共同養育支援」
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6月から銀座と国立で開催している交流会、
毎回15人近くの参加者で講師との活発な意見交換が行われています。
特に、今年から施行された家事事件手続法は
審判から申し立てられたり、
子ども代理人が可能になったりと、
参加者からも強い関心が示されました。
最終回は、裁判所と行政の役割分担が
今後どういうふうにされていくのか、
アメリカの親教育について実地で研究されてきた
小田切紀子さんからお話しを伺います。

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共同親権運動ネットワークの連続講座 「親権と家庭裁判所」

2011年、民法766条が改正され、「面会交流」が明文化されま
した。
それと同時に家裁の手続についての法律が
家事審判法が家事事件手続法に変わりました。
家裁で面会交流の斡旋が以前より積極的になったと言われる一方で、
利用者の不信を招かない公正な手続保障が
これからどうなされているのかが問われています。
家裁とは何で、どのような役割を果たしてきたのか、
他の離婚家庭支援とどう役割分担をしていくべきなのか、
離婚という親の選択を子どもの不利益にしないためにどうすればよい
のか、
そして親子が親子であるために家裁ができることは。
家裁をどう役立て、これからどうしていったらいいのかを
講師のみなさんとともに考えたいと思います。

第4回 アメリカの共同養育支援
7月28日(日)13:00~15:15
場所 銀座セミナールーム(中央区銀座3-13-19東銀座313ビル8F、
裏面に行き方)
講師 小田切紀子さん
(臨床心理士、東京国際大学人間社会学部、著書に『離婚を乗り越
える』)

アメリカでの養育プランや親教育、
共同養育に調停者や弁護士がどのような役割を果たし、
裁判所や行政がどのように関わっているのか。
日本にこれらを導入する場合、どのような配慮が必要なのか。
各回、資料代800円(申し込み不要、直接会場にお越し下さい)
*講師の皆様への個別の相談は別の機会にお願いいたします。

●問い合わせ TEL03-6226-5419
メール info@kyodosinken.com

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┣☆┫2 みんなの党のアジェンダに「連れ去り防止」
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明日は投票日ですが、
みんなの党のアジェンダに連れ去り防止が触れられています。

http://www.your-party.jp/file/agenda2013e/agenda2013-idx.pdf

●子育て・家族の諸問題
「離婚時に発生する不法な子どもの連れ去りを防止することが
真に子どもの利益に叶うという理解に基づき、
国内における離婚の実務などがハーグ条約に
そって運用されるような立法的な手当を検討する。

DVを巡る問題を適切に解決するための法整備を行うとともに、
離婚に伴う子供の連れ去りを解決し、
非監護親との面会交流機会を積極的に設けるため
に必要な措置を講ずる。

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なお、昨年の衆議院議員選挙での各党の
共同親権や面会交流への見解は以下から。

http://kyodosinken.com/2012/12/05/%E3%80%8C%E6%8A%95%E7%A5%A8%
E3%81%A7%E5%85%B1%E5%90%8C%E8%A6%AA%E6%A8%A9%E3%82%92%E9%80%B2
%E3%82%81%E3%82%88%E3%81%86%EF%BC%81%E3%80%80%EF%BC%92%EF%BC%9
0%EF%BC%91%EF%BC%92%E3%80%8D%E3%80%80%E8%A1%86/

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┣☆┫3 地方議会意見書30に
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3月に栃木県塩谷町、6月に埼玉県富士見市で
法整備を求める意見書が決議されました。

現在、面会交流や共同親権を国に求める意見書を上げた
自治体議会の数は30となっています。

東京都国立市、小金井市、国分寺市、立川市、
小平市、清瀬市、日野市、狛江市、杉並区、昭島市、
埼玉県白岡町、新座市、さいたま市、富士見市、
栃木県塩谷市
長野県白馬村、兵庫県西宮市、
愛知県名古屋市、碧南市、
宮城県名取市、
千葉県印西市、
神奈川県横浜市、
大阪府熊取町、岸和田市、
沖縄県大宜味村議会、多良間村議会、名護市議会、
大阪府、兵庫県、滋賀県

■3月栃木県塩谷町

https://www.town.shioya.tochigi.jp/div/gikai/pdf/gikaidayori/7
4/No_74_all.pdf

■6月埼玉県富士見市

http://www.city.fujimi.saitama.jp/10shigikai/04shinsa/ichiran/
files/gaiyo20130625.pdf

『父母の別居・離婚後の子との面会交流の環境整備を求める意見書』

近年、国内では毎年25万組を超える夫婦が離婚し、そのうち14万
組以上に未成年の子供がいます。
そして我が国の民法は、協議上の離婚であれ、裁判上の離婚であれ、
離婚後の親権を父母の一方にのみ認める単独親権制を採っています。

このことから離婚紛争時には、未成年の子供をめぐり、奪い合いや連
れ去り、子供と同居している一方の親(同居親)が他方の親(別居
親)に対して子供との面会や交流を拒絶し、あるいは妨害するといっ
た事例もしばしばみられ、別居親が子供との面会交流を求めて全国の
家庭裁判所に審判や調停を申し立てる件数も年々増加しています。

平成23年6月には民法が一部改正され、協議上の離婚をするときには
当該協議で「父又は母と子との面会及びその他の交流」を定めること
とされましたが、協議や調停による合意にせよ、裁判上での審判や判
決にせよ、同居親が子供との面会はおろか交渉にも応じず、実効性が
確保されていないのが現状であります。

我が国も批准している子どもの権利条約では、子供が親に会う事は子
供の権利として認められております。

以上のことから、国においては、子供の人権を尊重し、その福祉や利
益に最大の配慮をしつつ、別居・離婚後の父母と子供の面会交流を適
切に進めるための実効性のある法環境等の整備を進めることを求めま
す。

地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出いたします。

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┣☆┫4 堀尾の共同親権学4「女の会話、男の会話」
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タネン教授によれば、男性と女性は、異なる文化圏に属しており、コ
ミュニケーションの仕方や内容が異なっています。男の子どもが遊ぶ
ときには、サッカーなど、グループで競争を行いますが、女の子ども
が遊ぶときには、ママごとなど、個人的な交流を行います。また核家
族は、最近だけの特殊事情であり、過去数百万年にわたって、人類の
男性は集落外で狩を行い、女性は集落内で育児や家事を行ってきまし
た。

男性は、コミュニケーションを、目的を達成するための手段だと考え
ています。女性は、コミュニケーションを、人間関係をより親密にす
るための手段だと考えています。男性は、客観的なデータを基にして
により判断しますが、女性は個人的経験を基にして判断します。男性
の会話は、必要な情報を伝達するためのものです。男性は自分の考え
をストレートに表現します。女性の会話は、お互いを認め合い、支持
し合い、共感するためのものです。

男性にとって、衝突や対立は、お互いの地位を確立して、人間関係を
確立するための正常の手続きに過ぎません。しかし、女性は口論を避
けます。もし口論したら、今生の敵になります。女性は、男性のけん
か腰を本当の攻撃だと受け取ることがあります。小さな衝突があって
も、その人間関係が駄目になるわけではありません。相手の誤りを明
瞭に指摘した方が、相手にとって有益である場合も多く有ります。

男性は、人間関係がうまくいっている場合には、その人間関係につい
て話をする必要が無いと考えています。女性は、充分に話をして相手
と心が通じ合う場合にだけ人間関係がうまく行くと考えています。

ウッド教授は、どうすれば異性とうまくコミュニケーションができる
かについて、次のように述べています。
(1)相手に対して、善悪の評価をするのを止めよう。
(2)相手のコミュニケーションの方式について、それも正当である
と認めよう。
(3)相手が翻訳する手がかりを与えよう。また、相手からの手がか
りを見つけよう。

ところで、弁護士など離婚産業の人は、男女がどうすればうまくやっ
ていけるかについて、熱心に説明することはありません。だから、そ
うした情報提供も、共同養育運動の守備範囲内です。

現在の日本の成長戦略の一つに「女性の活躍」が挙げられています。
しかし日本では、男女の違いに関する欧米の研究成果は、人々に把握
されていません。外国では、女性が首相や大統領を務める国が多くあ
って、女性の長所が把握され、生かされています。

(1)タネン教授、「わかりあえない理由」
(2)同教授、「どうして男はそんな言い方、なんで女はあんな話し
方」
(3)ウッド教授、Wikipedia 「コミュニケーション」内
(4)NHKスペシャル取材班、「女と男」

(2013.6.30堀尾英範)

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kネットは京都の日本家族再生センターのグループワークに
協力する形で、ジェンダーの視点から
コミュニケーションの回復についても取り組んでいます。

次回の銀座のグループワークは7月27日(土)です。

http://kazokusaisei.jimdo.com/%E3%81%A1%E3%82%89%E3%81%97-%E7%
94%B7-%E5%A5%B3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF-%E6%9D%B1%E4%BA%AC/

男女の思考や行動様式がジェンダーに由来するものなら
それをタネン教授のように
人類の歴史で説明するのは相当無理があります。
(性別分業意識を押しつけられるのは
相手が男でも女でもうんざりする経験です)

一方、それを国家のためにどう役立てるかという
視点から自由になって、
個人としてどう向き合い乗り越えるのかは
一人一人にとってはそれなりの課題になります。

残念なことに、コミュニケーション不全から片親疎外の問題に
至るケースはとても一般的なようです。
離婚時にこういった問題が表出しているのは
子どもに会えない親の話を聞いているとよくわかります。

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┣☆┫5 国立でも交流会始めました
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(1)国立編

日時 8月18日(日)13:00~15:00
場所 くにたち公民館中集会室(銀座の交流会とは別です)
http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/shisetsu/s_city/001127.html
参加は無料(直接会場にお越し下さい)
主催 kネット(担当・宗像)
連絡先 03-6226-5419
info@kyodosinken.com

*終了後同場所でkネットの運営会議を予定しています。
参加・見学を希望の方は当日お申し出ください。

(2)銀座編

銀座でも引き続き行っています。

【日時】 2013.7.23(火) 19:00~21:00(入退出自由です!)
【場所】 銀座セミナールーム
東京都中央区銀座3-13-19 東銀座313 8F
【参加費】 500円(運営費等含む)

子どもと会いたくても会えない親が、たくさんいます。
状況はそれぞれ違っても、「会いたい気持ち」は、同じだと思います。
同じ気持ちを持つ仲間と交流することで、
何かヒントが見つかるかも知れません。
入退出自由です。会員でなくても参加できますので、
お気軽にお越し下さい。
kネット運営委員の植野 史・宇野 努がお待ちしてます!
【交流会に関してのお問い合わせ先】 090-4964-1080(植野史)

*kネット交流会開催者からのお願い
自助を求める以外の方の参加(例えば宣伝や勧誘など)は、
交流会主催者で判断させていただき、
お断りする場合がありますことを、ご了承下さい

(3)kネット九州のほうでも交流会をしています。

宮崎<交流会>
毎月、第一土曜日(18時~20時)
【場所】宮崎市民活動センター(小会議室)
〒880-0001 宮崎市橘通西1-1-1
宮崎市民プラザ3階
【TEL】0985-47-6797
【参加費】無料
【メール】knetmiyazaki@yahoo.co.jp

別府<交流会>
毎月、第三土曜日(18時~21時)
【場所】別府市野口ふれあいセンター
(大分県別府市野口元町12-43)0977-21-2208
【参加費】500円
【メール】itumo.itumademo.oyako@gmail.com

【『子どもに会いたい親のためのハンドブック』好評発売中!】

http://www.shahyo.com/mokuroku/life/feminism/ISBN978-4-7845-14
89-2.php

青木聡・未定・宗像充+共同親権運動ネットワーク・編著
(A5 判並製/ 224 頁/定価: 本体1,700 円+ 税)

ご購入はこちらから
http://www.amazon.co.jp/dp/4784514899
http://honto.jp/netstore/pd-book_25473415.html

【「共同養育・面会交流」リーフレット配布】

共同親権運動ネットワークでは、
共同養育、面会交流の普及促進のために啓発のための
リーフレットを作成しました。

http://kyodosinken.com/wp-content/uploads/2012/11/menkai_leaf_
2012%20knet_0104.pdf
http://kyodosinken.com/wp-content/uploads/2012/11/menkai_leaf_
2012%20knet_0203.pdf

ご活用いただくとともに、関係機関への配布を行っています。
配布にご協力いただけるかたは、
共同親権運動ネットワークまでご連絡下さい。
こちらから必要な枚数(10枚から)をお送りいたします。
また、離婚時の取り決めだけでなく、
調停や審判、裁判でもご活用ください。

お問い合わせは以下
TEL 03-6226-5419
FAX 03-6226-5424
Eメール info@kyodosinken.com(kネットリーフレット配布係)

【★現在の読者数 455人】
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【編集部より】
メールニュース読者からのイベントのお知らせ、その他投稿歓迎。
「イベントのお知らせ」に関しては、
タイトル及び内容を400字内で、
またその他コラム等に関しては2000字程度で
「メールニュース投稿」と件名に付して、
以下までお送りください。
info@kyodosinken.com
なおお送りいただいた投稿は紙面の都合上
掲載できない場合があります。あらかじめご了承ください。

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kネットにお問い合せいただいた方、名刺交換をさせていただいた方、
kネットメンバーと交流をいただいている方、
kネットのセミナーに参加された方、
お世話になっている方にお送りしています。
送付が不要な方はお知らせください。

★編集部後記【やめてよね! 片親排除法制】
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最近の問い合わせで多いのは
家裁に申し立てた手続が窓口の書記官から
「その申立はなじまない」と言われて突き返される、という相談。
弁護士がついていないと、
こういう形で窓口で追い返される事例が少なくない。
(だから弁護士はこんな事例を知らない)
生活保護の受給申請のように「水際作戦」は違法だが、
裁判所の職員はぼくたちのことを「キチガイ」
と思っている人が少なくないんでしょう。(家裁監視団)

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11年前