時事通信:親子引き離し「子に配慮を」=ハーグ条約加盟後の対応通知―最高裁

親子引き離し「子に配慮を」=ハーグ条約加盟後の対応通知―最高裁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130614-00000202-jij-soci

時事通信 6月14日(金)22時14分配信

 最高裁は14日、国際結婚が破綻した夫婦間の子どもの扱いを定めたハーグ条約への加盟に備え、一方の親から子を強制的に引き離す際の注意点を全国の裁判 所に通知した。「子を抱きかかえている親の腕から強引に引き離すことはせず、説得に努める」など、子の心身への配慮を求める内容となっている。
ハーグ条約は、夫婦の一方が16歳未満の子どもを無断で国外に連れ去った場合に、元の居住国に戻すことを求めている。加盟後の国内手続きを定めた実施法は、日本側の親が裁判所の命令に従わない場合、裁判所の執行官が強制的に引き離せるとしている。

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