朝日新聞:(越境する家族:上)子の養育「主張しやすく」 ハーグ条約加盟後の日本人妻

(越境する家族:上)子の養育「主張しやすく」 ハーグ条約加盟後の日本人妻

朝日新聞デジタル 6月6日(木)7時30分配信 (有料記事)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130606-00000009-asahik-life

(越境する家族:上)子の養育「主張しやすく」 ハーグ条約加盟後の日本人妻

離婚する夫婦向けのプログラムを説明する家庭裁判所サービスの担当者。プログラムでは、親の離婚を経験した子どもが気持ちを告白する=米国・ロサンゼルス

=米・カリフォルニアからの報告=

夫婦関係が破綻(はたん)して、一方の親が子どもを国外に連れ去った場合に、子どもは原則、元の居住国に戻す――。そう定めたハーグ条約に、年内にも加盟する見通しになった。条約はどんな影響をもたらすのか。米国・カリフォルニア州から報告する。

「フライトリスク」
日本人の女性と結婚した米国人の男性が、子どもの養育をめぐる裁判で口にする言葉だ。母親が子連れで日本に帰国し、居場所がわからなくなってしまうリスクを指す。
ロサンゼルスで、日本人妻の代理人を務めることが多いロバート・コーエン弁護士は、長い間、この言葉に悩まされてきた。……

11年前