公明新聞:ハーグ条約承認案 可決

ハーグ条約承認案 可決
山本(香)さん DV被害者への配慮訴え
参院外防委

http://www.komei.or.jp/news/detail/20130522_11241

参院外交防衛委員会は21日、国際結婚が破綻した夫婦間の子どもの扱いを規定したハーグ条約の加盟承認案を全会一致で可決した。

採決に先立つ質疑で公明党の山本香苗さ んは、外国人配偶者による暴力(DV)の被害者に配慮するための「子の所在特定」に関するガイドライン策定について「女性に対する暴力の根絶に取り組む内 閣府男女共同参画局や全国女性シェルターネット関係者との協議の場設置を」と要望。岸田文雄外相は、「検討する」と答えた。

また、山本さんは、国際的なルールの下に不法な連れ去りを防ぐ上で、外務省内に設置する中央当局の重要性を強調。「同局には、専門的な知見を持った人材を入れてほしい」と求めた。

岸田外相は「公募により採用したい」と応じた。

12年前