時事:ハーグ条約案を可決=22日に本会議で承認-参院委

ハーグ条約案を可決=22日に本会議で承認-参院委

参院外交防衛委員会は21日午後、国際結婚が破綻した夫婦間の子どもの扱いを規定したハーグ条約の加盟承認案を全会一致で可決する。22日の参院本会議で可決、承認される見通し。条約に加盟した場合の国内手続きを定めた条約実施法案も今国会で成立する運びだ。
ハーグ条約は、一方の親が無断で16歳未満の子を国外に連れ去り、もう片方の親が返還を求めた場合、原則として子を元の国に戻すよう加盟国に求める内容。親権は元の国で争われる。
主要8カ国(G8)で日本だけが未加盟で、米国などが加盟を求めていた。政府は、6月中旬に英国で開かれる主要8カ国首脳会議までに、実施法案を含めて成立させたい考えだ。(2013/05/21-05:16)

12年前