ハーグ条約が衆院通過=子の連れ去りに歯止め
国際結婚が破綻した夫婦間の子どもの扱いを定めたハーグ条約の加盟承認案は23日昼の衆院本会議で全会一致で可決、参院へ送付された。参院審議を経て、今国会で加盟が承認されることは確実。国内手続きを定めたハーグ条約実施法案も大型連休前後に衆院通過する見通しだ。
承認案は、離婚した親が16歳未満の子どもを無断で国外に連れ去った場合、加盟国同士なら、いったん元の居住国に戻して、親権などを決めると規定してい る。ただ、返還を求める親が子に暴力を振るうなどして養育困難と判断された場合は返還を拒否できる。(2013/04/23-12:44)
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