今月2月、最高裁で「面会交流」に応じない親へ制裁金を命じる判決が示された。
しかし、離婚した子どもの多くが別れた親たちとは断絶状態。
面会交流は進んでいないのが現状だ…
離婚する際「子どもの利益を最優先にするように」と法律の条文にも盛り込まれたが
「子どもたちが本当に望む“利益”」とは…どんなものなのか？

両親が離婚し、母親のもとで暮らす少年は・・・
「お父さんともっといっぱい会いたい」
母親が様々な理由をつけて父親に会わせてくれなかったことを憎んでいた。
現在は母元を飛び出し、父親とともに暮らしている。

一人親の子どもだけを対象にした学習塾も取材。
会っていない親に対する本音を語ってもらった。
「会いたい気持ちはない・・・」

彼らにとって一緒に暮らしていない親とはどんな存在なのか？

離婚に巻き込まれた子どもたちの気持ちは
親たちに本当に届いているのか？

進まぬ面会交流。子どもたちの本音を直撃！

※面会交流とは
離婚後、または別居中に子どもを養育、監護していない親が子どもと面会などを行うこと