子どもの幸せ最優先
公明新聞:2013年1月21日付
公明党の松あきら副代表は18日、参院議員会館でジュリア・ロングボトム駐日英国公使や国際家事調停の支援団体「リユナイト」のメンバーらとハーグ条約をめぐり懇談した。
同条約は、国際結婚が破綻した夫婦のうち、一方が無断で国外に子どもを連れ去り、残された親が返還を求めた場合の手続きを定めたもの。
ロングボトム公使らは、日英両国間で子どもの連れ去りなどの事例が52件あるにもかかわらず、日本が同条約に批准・加盟していないため、問題の解決法がないと指摘。「日本での批准が進むように、国内法の整備も含め、われわれの経験を提供したい」と話した。
松さんは「賛成、反対ありきではなく、真の子どもの幸せを第一に考えて議論を深めていく」と語った。
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