kネット・メールニュースNo.77「家裁委員会に要望・開かれた家事事件の運営」

□■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
□■   kネット・メールニュース  No.77
□■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
★選ばなくっていい パパの家 ママの家

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
についての情報を発信するものです。 2012年7月11日
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■今号のトピックス
1 家裁委員会に要望「開かれた家事事件の運営」
2 弁護士たちも面会交流について発言
3 イベント

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

┏┏┳───────────────────────────────
┣☆┫1 家裁委員会に要望「開かれた家事事件の運営」
┗┛┻───────────────────────────────

(1)開かれた家事事件の運営を求める要望書

kネットでは、東京家庭裁判所委員会宛に
以下の要望書を提出しました。
これまで、家庭裁判所が別居親団体に要望に応えたことは
一度もありませんが、当事者の声に耳をふさいで信頼を失い、
いつまで自分で自分の首を絞めているんでしょうか。

http://kyodosinken.com/2012/07/11/%E9%96%8B%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%9F%E5
%AE%B6%E4%BA%8B%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%81%AE%E9%81%8B%E5%96%B6%E3%82%92%E6%
B1%82%E3%82%81%E3%82%8B%E8%A6%81%E6%9C%9B%E6%9B%B8/

要望項目は以下の11項目です。

1 利用者に対し、どのような調停や審判の運営がなされるか、
あらかじめ説明して見通しを示し、利用者の合意を得ながら進行する、
医療における「インフォームド・コンセント」の考えを導入してください。

2 面会交流調停及び養育費に関する調停は、離婚調停と切り離し、
「養育計画調停」として一括して扱い、
養育計画が決まる前の離婚調停の進行がなされないようにしてください。

3 家裁における調停時に、双方に面会交流の条件を出し合わせるのではなく、
共同養育の具体的な方法を提示させてください。

4 面会交流について、電話や手紙などの間接的な交流を含めることなく、
「別居親の子育ての時間であり、子どもが別居親のもとで定期的に過ごす」
ことを前提に、啓発や斡旋をしてください。

5 交代居住の取り決めを可能にした上、「相当な面会交流」について、
国際基準の100日以上を原則としてガイドラインを作り、
それを元に調停を斡旋し、調停は原則1回で終わるようにしてください。

6 監護権についての審判の場合、裁判官は必ず子どもと直接面談して、
子どもの意見を聞く機会を設けてください。

7 調停員、調査官、及び裁判官を対象にした、
別居親、離婚を経験した子どもの立場の当事者を交えた当事者研修を実施してください。

8 現在実施されている「試行面接」は「導入的な面会交流」と呼称を変え、
同居親がマジックミラー越しに別居親子を観察するのはやめてください。

9 調停・審判における弁護士や家族以外の第三者によるつきそいを認めてください。

10 調査官による、家庭訪問などのソーシャルワーク的調査は、
双方の親の監護状況を調査するようにしてください。

11 親権者の再婚とそれに伴う養子縁組を理由として、
面会交流を制約する斡旋は即刻止めてください。

(2)若林裁判官を家裁委員会でも有名に!

千葉家庭裁判所委員会にも
「民法766条を生かした裁判所運営を求める要望書」を
提出しました。

http://kyodosinken.com/2012/07/08/%E6%B0%91%E6%B3%95%EF%BC%97%EF%BC%96%EF
%BC%96%E6%9D%A1%E6%94%B9%E6%AD%A3%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8B%E3%81%97%E3%
81%9F%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%89%80%E9%81%8B%E5%96%B6%E3%82%92%E6%B1%82%E3%
82%81%E3%82%8B/

ちなみに千葉家裁の委員会は7月2日に終わったそうです。
言いたい放題の若林裁判官、
次回の委員会で審議してもらいましょう。

┏┏┳───────────────────────────────
┣☆┫2 弁護士たちも面会交流について発言
┗┛┻───────────────────────────────

面会交流や共同親権についての弁護士たちの発言は
なぜか極端に政治的に受け取られる傾向がありましたが、
(まあ、ぼくはそれ好きですけど)
法改正を受けて、弁護士たちも徐々に現場視点で
発言しつつあるようです。

日弁連、いつになったら共同親権って言うんでしょうかねえ。
今世紀中は無理でしょうか?

田中・渡辺法律事務所 弁護士コラム2012年4月19日
「子との面会交流」
http://tw-law-office.jp/coramu/co_009_07.html

ひめしゃら法律事務所 市民法律講座
「別居・離婚と親子の面会交流」
http://www.himesyara.com/info_120623.htm

┏┏┳───────────────────────────────
┣☆┫3 イベント
┗┛┻───────────────────────────────

■7月のコトオヤネットさっぽろ(と面接交流ネット)の定例会

とき:7月21日(土)午後1時から3時まで
ところ:自立生活センターさっぽろ会議室
札幌市白石区南郷通14丁目南2-2ニュー南郷サンハイツ1F )
地下鉄東西線「南郷13丁目駅」2番出口下車徒歩2分 セイコーマート向かい
連絡先:カタラン菊之進(011)777-9331

■7月の『kネット交流会』

【日時】 2012.7.24(火) 19:00~21:00(入退出自由です!)
【場所】 銀座セミナールーム
東京都中央区銀座3-13-19 東銀座313 8F
【参加費】 500円(運営費等含む)
【お問い合わせ先】 090-4964-1080(植野史)
メール catalan-kikunoshin@jcom.home.ne.jp.

【★現在の読者数 352人】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集部より】
メールニュース読者からのイベントのお知らせ、その他投稿歓迎。
「イベントのお知らせ」に関しては、
タイトル及び内容を400字内で、
またその他投稿に関しても400字以内で
「メールニュース投稿」と件名に付して、以下までお送りください。
info@kyodosinken.com
なおお送りいただいた投稿は紙面の都合上
掲載できない場合があります。あらかじめご了承ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールは、ホームページで購読申込みされた方、
kネットにお問い合せいただいた方、名刺交換をさせていただいた方、
kネットメンバーと交流をいただいている方、
kネットのセミナーに参加された方、
お世話になっている方にお送りしています。
送付が不要な方はお知らせください。

★編集部後記
⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*
別れるんだったら、子どものこと決めろって?
離婚の自由を妨げてるよねえ……(宗像)

⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*

12年前