共同通信:元夫、日本の法制度への“怒り” 長女と再会にも心境複雑 離婚後「連れ去り」事件

元夫、長女と再会にも心境複雑 離婚後「連れ去り」事件

 24日、米ウィスコンシン州ミルウォーキーで記者会見し、長女の写真を手に再会について語るモイセス・ガルシアさん(共同)

【ミルウォーキー共同】米国在住の元夫に無断で長女(9)を日本に連れ去ったとして、日本人女性(43)が米国で親権妨害罪などに問われた事件で、元夫の医師モイセス・ガルシアさん(39)は24日、ウィスコンシン州ミルウォーキーで記者会見し、約4年ぶりに長女が戻り一緒に生活できるようになった感想を語った。

ガルシアさんは「娘と一緒にいられるようになってうれしいが、(米国で親権を持つ自分が娘と一緒になれない)日本の法制度への怒りもある。理由も分からず慣れ親しんだ日本から米国に連れてこられた長女の気持ちを思うと悲しい」と複雑な心情を述べた。

2011/12/25 16:16   【共同通信】
12年前