参議院調査室「国際離婚と国境を越えた子どもの連れ去り」

参議院はハーグ条約について2010年8月1日付けの
「立法と調査」307号においてハーグ条約についてまとめたレポートを発表しています。
これまでの論点とハーグ条約をめぐる経過についてわかりやすく解説しています。

「現状においては、我が国が子どもの奪取条約に加盟していないため
関係機関による協力が十分に得られず、我が国に連れ去られた子どもの居場所等の
情報の入手は非常に困難であり、少なくともこのような状況が改善されることが望ましく、
我が国が欧米の子どもの奪取条約の加盟国から『子どもの奪取者のサンクチュアリ』
とみられるような事態は避けなければならない」

とくにここで指摘された状況は、国内で連れ去られた当事者においても同様です。

参議院第三特別調査室 大山尚
「国際離婚と国境を越えた子どもの連れ去り
~子どもの奪取条約について考える~」

http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2010pdf/20100801120.pdf

14年前