九州の旅

帰省

木曜日の夜から1年ぶりに実家のある大分に戻った
大分空港に降り立つと、兄が迎えに来てくれていた。
実家に帰ると、兄が釣ってきたウナギがテーブルに並んだ。

翌日は、大分にいるのに、雑誌の編集の仕事の追われた。
それでも、食べ物だけは自分で用意しなくても出てくるのがすごい、
とか学生みたいな感想を言う。

帰って変化と言えば、
家の前の畑が潰れて家が建っていた。
都市化しているのかといえば、
イノシシが跳梁していて、車にぶつかったとか
変な話題がはやっている。

別府で陳情

土曜日は福岡に呼ばれていたのだけれど、
その前に、別府の当事者のTさんに会って、
そのまま別府市議会の議員さんと3人でご飯を食べた。
いろいろ話していると、議員さんも自分の小さい頃の
両親の関係とかにも思いを寄せたようで、
身の上話的に引き寄せて興味をいただいてくれたようだ。
別府の市長はわりと先進的な答弁をしてくれている。

弁護士からの相談

別府から福岡にTさんの車で移動する。
携帯が鳴って知り合いの弁護士から問い合わせだった。
ぼくが当事者の一人を紹介したのだけれど、
一審で負けて親権を失っていたのが、
二審で勝ったので、それからどうしようかという相談だった。
相手の居所がわからないから、そこをどうかするしかないという
ことなのだけれど、こういう場合は人身保護の対象かなと思いもする。

福岡へ

福岡への高速は見晴らしがいい。
福岡に移動すると、Kさんたちが出迎えてくれた。
みんなはじめてなのだけれど、あいさつをしてKさんの自宅で
いろいろと自己紹介やらをはじめたら、だんだん別の人も
集まってきて、最終的には6人になった。
初対面の人が多いのだけれど、それまで悩みを共有できる人が
周りに少なかったからか、みんな長っ尻になって、
最終的に解散したのは午前2時を回っていた。
福岡の人たちは、ミクシィをする人があまり多くなくて、
ぼくもしないので、とても気があう。

福岡交流会

実は、交流会は翌日の今日に設定していた。
だれも来ないかなあとか思っていたら、
熊本の当事者の方が見えて、
昨日集まった人もやってきて、
最終的に5人で交流会ができたので、まずまずだろうか。
熊本から来た当事者のお話をもっぱら聞いたのだけれど、
ちょっとは励ますこともできたかなあと思いはする。
こういう形の交流会って、最近は参加が少なかったので新鮮だった。

福岡では4月末に番組放映もされていて
今日も撮影があった。
ばたばたとKさんのブレーキの壊れた車で
福岡空港まで送っていただいて、九州の旅は終わった。

九州のみなさん、ありがとうございました。

13年前