仕事で屋久島に行っていた。
行き帰りに、大阪に寄ったのだけれど、
大阪では相談も受けて、そのうち大阪で
グループワークとかできたらなと思う。
屋久島では台風の接近と重なって、
大雨と大風の日に登山をした。
雨が痛い、風で吹き飛ばされそう。
そんな日でも、ほかにも登山している人がいる。
バスの時刻は全然登山とはマッチしていなくって、
入山したのが11時過ぎ、嵐の中、
ほかの登山者をぶっちぎりで追い抜いて、
山小屋には、最初に入る。
こんな日に登る経験者ってあんまりいないのだろうか。
登山をはじめてしばらくしたところにある山小屋で
別のガイド登山の人と会う。
「時間も遅いし、ここまでどのくらいかかったの。
脅す訳じゃないけど、単独で過去死んだ人もいるよ」
とやさしく脅してくれた。
「ありがとうございます」
と答えるのだけれど、
だいたいにおいて、こういう経験者の忠告って余計なお世話というか
なんで指導したがるんだろうなってよく思う。
とはいえ、たしかに山頂付近の状況はまともに歩ける状況ではなくて
事故っていれば、「あのときの忠告を聞いておけばよかったね」
って思ったと思う。
翌日、
縄文杉を見て下山した。
今回は、このルートの混み具合を取材に来たのだ。
震災の影響か、今年はお客さんが少なく、さして混んでいるようでも
なかったのだけれど、下山したときにはほっとした。
震災離婚
喫茶店で読んだ週間文春のコラムで
震災離婚について書かれていた。
震災2日目で、「この名前で死にたくないから」と
別れを切り出されたというのだ。
東京新聞では、原発離婚というのがあった。
母親が放射線の危険について勉強してきて
気にせずに地元で仕事を続けたがる父親は離婚を言い出す。
子どもは父親の側についていた。
一方で、
震災結婚というのもあって、
なんだか、最近、周りには結婚話が多い。
どっちも幸せになるための選択なのだろうけれど、
この国で結婚するって言うことは、
子どもと会えなくなるリスクを負うということ、
そのこともいっしょに紹介して欲しいよね。