裁判所の水際作戦

資料請求

日弁連に要望書を出したからかわからないけど
その筋の方から賛同というか、
問い合わせのメールが来て資料を送ったりした。
昨日も、九州の知り合いから新聞社に売り込んだから
資料を送ってくれって問い合わせがあった。
今、日本で一番共同親権運動が盛り上がっているのは
彼の地かもしれませんねえ。
ちなみに、ぼくはミクシィはこの間やめた、
九州の人たちは、ほとんどの人がミクシィやんないので、
なんだか、感性が合うというか、やりやすい。
実際、別府の交流会は5人集まったというから
そこそこですよね。
別にネットの効用を否定するわけではないけれど、
それで人間的なつながりが構築できるかは
かなり難しいかなっていう気はする。

水際作戦

最近、個人的に頼まれて相談にのっている人は
家裁から金銭的な履行勧告がされていて、
心配だったらぼくついていくから、家裁に言ってみたら、
って言ったら、家裁には一人で来てくれって言われたそうだ。
なんでも履行勧告は、調停の延長のアフターサービスだそうな。
まあ、本人に任せていても言いくるめられるだろうねって思ったので、
ぼくが直接電話して、調査官と話した。
調停のつきそいを認めるかどうかというのは
裁判所の職権主義というのがある以上、
裁判官が決めることになる。
その手続を知らせることなく、窓口で同行を断るというのは
要するに仕事の手を抜きたいか、団体を恐れているのか、
どっちにしても、「水際作戦」なわけだ。
ひととき、生活保護申請をさせない役所の手続が
「闇の北九州方式」として話題にされたけど、
裁判所も似たようなもん。

「あのね、不安があって同行を申し出たんだから、
その手続をその方に教えるというのが筋なんじゃないですか。
いずれにしても行きますから。
窓口業務から、調停の延長に移行するならその場で言ってください」
どっちにしても、調査官にそんな権限ないんだから、
越権行為に当たる。

ちなみに、親権変更の手続を養子縁組を理由に
やめさせたのは、松戸支部の裁判長。
「闇の松戸支部方式」と呼んでも別にいいよ。

硫黄島作戦

ちなみに、生活保護申請については
「水際作戦」が問題にされたので、
その後役所のほうでは、申請は受け付けて
ほとんどの申請を却下するという手法が、
「硫黄島方式」と呼ばれたことがある。

つまり、上陸させておいて、皆殺しするということ。
あんまりいいたとえとも思わないけど、
面会交流の場合は、この方式が割と当たっている。

どっちにしたって、役所の窓口の意向一つで
法律はそっちのけで、処遇が決められるというのは
注意しておかないと、別にこの問題に限らず
何でもそうなので、言ってることが職員によって
まちまちというのは珍しくない。
めんどくさいが、いちいちどうなっているのか
問い合わせて、法的根拠を示させていかないと
職員の意識もなかなか変わっていかないわけだ。

13年前