玄葉外相は12日、外務省で米国のルース駐日大使と会談し、「野田首相も自分も、日米同盟は日本外交の基軸であるとの大方針に揺るぎはない。同盟の深化、発展に向けて大使とも協力していきたい」と述べ、日米の緊密な連携を呼びかけた。
会談では、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題についても話し合われ、ルース氏は日米合意の実現を改めて求めたとみられる。日本の環太平洋経済連携協定(TPP)参加問題や米国産牛肉の輸入規制、国際結婚が破綻した際の子供の扱いを定めたハーグ条約についても意見交換した。
(2011年9月12日20時18分 読売新聞)
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