講座:「子どもに会いたい」 離婚・別居の親向け、18日岐阜で /岐阜
http://mainichi.jp/life/edu/child/news/20110903ddlk21100081000c.html
離婚や夫婦の別居により子どもと会うことができない親のための講座が18日、JR岐阜駅のハートフルスクエアーG研修室50で開かれる。法制度や家庭裁判所の実情など、子どもと会うために必要なノウハウが得られる。主催する「親子交流を考える岐阜の会」(橡川(とちかわ)常彰代表)は、悩みを持つ親の参加を呼びかけている。
同会によると、日本では、毎年16万人の親が離婚によって未成年の自分の子どもと生き別れになっている。別居親が、同居親に子どもとの面会を拒まれているのが大きな原因という。会は子どもと引き離された親同士の相互支援の輪を広げ、夫婦関係が破綻した後も豊かな親子の交流ができるよう、親子の面会交流に関する法整備と支援を求める活動を行っている。
講座は午後1時から。定員は50人。公文書開示制度などを利用して子どもの学校行事や健康状態などを把握する方法など、自分の子どもに会うことの困難さを克服するための知識を伝え、制度面だけでなく精神面からもサポートする。親同士が悩みを持ち寄り、相互支援を図る相談会もある。参加費は1000円。問い合わせは同会の榊原事務局長(070・5030・7009)へ。【山盛均】
毎日新聞 2011年9月3日 地方版
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