小3女児の首切り付け…殺人未遂容疑で36歳母逮捕 大阪
産経新聞 7月19日(火)8時44分配信
大阪市東淀川区のマンションで今年1月、当時小学3年の女児(10)が首を切られるなどした事件で、府警捜査1課などは18日、殺人未遂容疑で、女児の母親で東淀川区西淡路の無職、東原かよ子容疑者(36)を逮捕した。同課によると、「私は認めません」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は1月29日正午から午後2時ごろまでの間、同区淡路のマンション3階の祖母(69)宅で、長女である女児に睡眠導入剤を飲ませたうえ、祖母宅やマンションの通路で、女児の首や顔を刃物で切ったり、首を絞めたりするなどして殺害しようとしたとしている。女児は全治約2週間の切り傷などを負った。
同課によると、東原容疑者は、女児ら実子3人と内縁の夫(36)との5人家族で、事件当時は祖母も同居。女児は同日正午ごろ、自宅から約600メートル離れた祖母宅に荷物を取りに向かい、午後2時10分ごろ、マンション3階の通路で血を流して倒れているのを住人に発見された。
東原容疑者は当初、「(女児は)友達のところへ行くといって自宅を出た。持っていたショルダーバッグがなくなっている」と説明。しかし、女児の体内から検出された睡眠導入剤の成分が、東原容疑者が処方されているものと一致したほか、事件前にマンション方面に向かう姿が防犯カメラに写っていたことなどから、同課は東原容疑者の犯行と結論づけた。
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