http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041700101
【ロサンゼルス時事】日本人の元妻による子供連れ去りを見逃したとして、元夫で米カリフォルニア州に住む米国人男性が16日までに、日本航空と現地旅行代理店を相手取り、同州のロサンゼルス郡地裁に提訴した。この子供については、ロサンゼルス一帯から外へ連れ出すことを禁じる米裁判所の命令が出ていた。
AFP通信によると、元妻は離婚後の2008年12月、当時2歳の息子を連れて日航機で日本に帰国した。男性の弁護団は声明を出し、「男児は子供の連れ去りで問題の多いことで知られる日本へ向かおうとしていた」として、日航は事前の警戒を怠ったと批判した。
国際結婚の破綻後に日本人の親が子供を連れ帰り、連絡を絶つケースは後を絶たない。欧米各国から批判を受け、日本政府も国際結婚が破綻した場合の親権争いのルールを定めたハーグ条約への加盟の是非を検討している。(2011/04/17-15:18)
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