ハーグ条約、早期に結論 日本、人権理で初言及
山花郁夫外務政務官は1日、ジュネーブの国連欧州本部で開催中の国連人権理事会で演説し、
国際結婚が破綻した夫婦間の子どもの扱いを定めたハーグ条約について
「日本政府としてはできるだけ早期に、加盟の可能性に関して決定するつもりだ」と述べ、
国内関係機関が検討を進めていることを明らかにした。
在ジュネーブ国際機関代表部によると、日本が人権理でハーグ条約に関し具体的に発言したのは初めて。
ハーグ条約をめぐっては、米国や欧州連合(EU)の代表が2月9日、外務省を訪れ、
山花政務官に対し条約への早期加盟を要請。
人権理の場で現状を説明することで、加盟問題に真剣に取り組んでいる姿勢をアピールする狙いとみられる。(共同)
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