ハーグ条約、賛成派からヒアリング
政府は10日、国際結婚の破綻に伴う親権争いの解決ルールを定めた
ハーグ条約加盟の是非を検討する副大臣級会議(座長・福山哲郎官房副長官)を首相官邸で開き、
加盟に賛成する立場の人から意見を聴取した。
配偶者や元配偶者に子どもを国外に連れ去られた女性らが出席。
「連れ去られた時、どこに連絡していいか分からず途方に暮れた」など、早期加盟を求める意見が相次いだ。
同会議は9日には、加盟に反対する人から意見を聴いている。
終了後、福山副長官は「賛否両方の立場の意見を聴いたので、
(加盟の是非について)論点をさらに詰めていきたい」と記者団に述べた。(2011/03/10-21:19)
カテゴリー: 1,報道