東京入管 比人一家摘発の実態 授業中 学校から“連行”
2011年3月6日
東京入国管理局が二〇〇七年春に超過滞在のフィリピン人一家を摘発した際、
小中学生の子を、学校から“連行”した。
日本弁護士連合会はこのケースを二年かけて調査した結果、
「重大な人権侵害」と認定。
昨年十二月、東京入国管理局と法相に警告を出した。
この家族は「日本での生活状況」など在留特別許可の要件をほぼ満たしており、
実際に半年後に許可が出た。強制措置に踏み切り、
子どもたちの心を傷つける必要があったのか。 (出田阿生)
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