2011/3/4 9:54
政府は4日の閣議で、親による子どもへの虐待を防止するため、
親権を一時的に停止する制度の新設を盛り込んだ民法改正案を決定した。
親が子どもに適切な治療を受けさせない医療ネグレクト(放棄)などが
発覚した場合に、家庭裁判所の判断で親権を最長で2年間停止できる。
無期限の親権喪失しかない現行制度より利用しやすくなるとの期待がある。
親の親権行使を一部制限し、児童養護施設の施設長などの判断を
優先できる児童福祉法の改正も盛り込んだ。今国会での成立を目指す。
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