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ハーグ条約、検討加速=江田法相、早急な論点整理指示
法務省の政務三役会議が20日、同省内で開かれ、国際結婚が破綻した場合の親権争いの解決ルールを定めたハーグ条約への加盟の是非について、省内の検討を加速させることで一致した。江田五月法相はこの後、同条約に加盟する場合の国内法上の論点整理を急ぐよう事務当局に指示した。
小川敏夫法務副大臣は会議後、記者団に「ハーグ条約加盟は欧米諸国が強く求めており、早い時期に検討する必要がある。しっかり取り組まなければ(首相が訪米の際に)最低限の説明がつかない」と語った。
同条約をめぐっては欧米諸国を中心に未加盟の日本に対する批判が強まっている。菅直人首相は近く関係省庁による副大臣級会議を設置する意向だが、法務省では国内法との関係から慎重論も強い。(2011/01/20-20:15)
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