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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 江田五月 メールマガジン 第1013号 2010年11月11日 http://www.eda-jp.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (1)<ショートコメント>・・・《ハーグ条約と親権》 APECでの日米首脳会談で、国際的な子の奪取の民事面に関する条約(ハーグ条 約)が議題に上る見通しだ。国際結婚が破綻した場合、片方の親が無断で子ど もを、自分の母国に連れ帰ることがあり、その場合に条約は、元の居住国へ戻 すことなどを定めている。日本は離婚後の単独親権を採用する立場から未加入 で、共同親権を採用する欧米諸国などから加入を求められている。最近ではわ が国の結婚総数の約5%が国際結婚だ。結婚や離婚、親子関係のあり方も変化 している。チルドレン・ファーストの観点からも、単独親権制度の再検討が必 要かも知れない。
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