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5/13(月) 16:17配信日刊スポーツ鈴木奈穂子アナウンサー(2017年2月撮影) NHK鈴木奈穂子アナウンサーが同局「あさイチ」に出演し、父母ともに親権を持つ「共同親権」を選べる法案の審議が進んでいることについて、私見を語った。 番組では、父母の意向の他、裁判所の判断があった場合は同意していなくても共同親権が成立するケースなど、法案について特集。DVや虐待のおそれがある場合は対象外となり一方、離婚がすでに成立している場合も適用されることなども説明された。また、子供の意思については一部の自治体で子供向け相談窓口が設けられているものの、全自治体には至っていないなど、課題が残ることも紹介された。 19年に産休・出産をへて復帰した鈴木アナはママ目線で「改正案と合わせて、子供の方の整備も同時にしっかり進めてやっていかないと、案が改正された後に、難しくなってくる可能性があるということですかね」と心配。専門家の日大・末富芳教授が「特に、虐待被害者の子供、若者たちは共同親権なんか絶対イヤだ、という方もいるわけです。でもその時に、自分たちの声を届ける体制を国が準備しないまま、共同親権だけを先に進められてしまうことに、非常に強い不安を覚えているんです。だからこそ、国はその不安にただちに応えなくてはならない。けれども今、共同親権だけしか議論されていない状態で、私も非常に心配しております」と応じた。 俳優八嶋智人も「その疑問がこれだけ噴出しているにもかかわらず共同親権だけをやろうとしているのが、不安になったりする」と私見を語った。
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