ブラッド・ピット、子どもの共同親権を放棄。アンジーとの離婚裁判は大詰めになるも、泥沼裁判が続く理由とは?

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4/2(火) 8:20配信
フィガロジャポン

映画『イングロリアス・バスターズ』のプレミアに到着したブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。(カンヌ、2009年5月20日)photography: Abaca

俳優ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの法廷闘争に終止符が打たれようとしていることが、3月28日発売の『デイリー・メール』紙によって明らかになった。ブラッド・ピットは主な要求のひとつを取り下げたという。

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これまで8年間、ふたりは法廷で容赦ない戦いを繰り広げてきた。2016年の別居後に始まったブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの法廷闘争は、終焉を迎えようとしているようだ。ある情報筋が3月28日発売の『デイリー・メール』紙に語ったところによると、ブラッド・ピットが主な要求のひとつを取り下げたという。ブラッド・ピットは、17歳のシャイロ、15歳のヴィヴィアンとノックスの共同親権を放棄したという。息子のパックス(20歳)、マドックス(22歳)、娘のザハラ(19歳)はすでに成人している。したがって、アンジェリーナ・ジョリーが10代の子どもたちの第一親権を持ち、俳優ブラッド・ピットは面会権を持つことになる。
もう意味がない要求

ブラッド・ピットがこの要求を放棄した理由は、子どもたちが年齢を重ね、もはやその要求が意味をなさなくなったからだと『デイリー・メール』は報じている。実際、シャイロは5月に18歳の誕生日を迎える。また、ブラッド・ピットは子どもたちとの関係が険悪だという。息子のパックスとは2016年の飛行機事件以降、一言も口を聞いていないと報じられている。その年、ブラッド・ピットは元妻と10代の子どもたちと暴力沙汰を起こしたと報じられている。「ブラッドはひとりの子の首を絞め、もうひとりの子の顔面に殴ろうとした」と、ローレンス・ピオーとエルヴェ・トロペアが執筆した『Angelina Jolie et Brad Pitt: Les secrets du divorce du siècle(原題)』という本には書かれている。この本は2023年11月2日に発売されたが、ブラッド・ピットのスポークスマンはこの内容を否定している。

もうひとつの法廷闘争

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの離婚をめぐる法廷闘争は大詰めを迎えているようだが、ふたりは法廷でも衝突を続けている。ふたりはワイナリー、シャトー・ミラヴァルをめぐる争いを解決しようとしている。2021年10月、アンジェリーナ・ジョリーはロシアのオリガルヒ、ユーリ・シェフラーにこの事業の株を売却した。ブラッド・ピットはこの決定を法廷で争っており、契約違反を訴え、この億万長者が事業の敵対的買収を試みていると非難した。一方、アンジェリーナ・ジョリーの投資会社「ヌーベル」も、ブラッド・ピットに対して訴訟を起こし、「彼が野心的すぎるプロジェクトを実行するために会社の資産を浪費した」と主張した。最近の法廷で、裁判官は女優に有利な判決を下し、ブラッド・ピットのチームが申し立てた7つの申し立てのうち5つを棄却した。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)

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