離婚後の「共同親権」導入へ 民法改正案を閣議決定

https://news.yahoo.co.jp/articles/f62c2bab5f271de996243b7b61247f7bd07407d8

3/8(金) 9:08配信
テレビ朝日系(ANN)

午前8時半ごろ

離婚後も、両親がともに子どもの親権を持つ「共同親権」の導入を盛り込んだ民法の改正案閣議決定されました。

閣議決定された民法の改正案では、親権について両親の合意が確認できた場合には、単独親権のみではなく「共同親権」を導入することなどが盛り込まれています。

両親の意見が対立していて合意が出来ない場合は、家庭裁判所が両親どちらかの「単独親権」を定めることができます。

また、家庭内暴力や虐待など「急迫」の事情があれば、単独での親権行使を認めるとしています。

政府は、今の通常国会に改正案を提出して成立を目指します。

現在の民法では、離婚後の子どもについて、片方の親のみが親権を持つとする「単独親権」を定めています。

これに対し、離婚後も両親が親権を持つべきとの指摘などがあることから、2021年3月から、法制審議会の家族法制部会が「共同親権」について議論していました。

テレビ朝日報道局

9か月前