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□■ メルマガ共同親権２１０（通５９８）
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「パパかママか」から「パパもママも」へ
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共同親権と親子引き離しについての情報を発信します。2024.1.8
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■今号のトピックス
１ 「法を私たちの手に」、そして未来を切り開くために
２ 控訴理由補充書公開・共同親権カレンダー・はがき発売中
３ 10月31日法制審32回で、現状追認の法務省の意図明らかに
４ １月13日 共同親権 学習会とグループワーク
５ １・25シン・共同親権 ＜控訴審判決言い渡し＞13:30～東京高裁808
６ 報道あれこれ
７ インフォメーション
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週刊金曜日を「買ってはいけない」
→http://kyodosinken.com/2018/10/04/hubaikinyobi/
【控訴審判決】2024年1月25日13：30 ＠東京高裁808
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┣☆┫１「法を私たちの手に」、そして未来を切り開くために
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明けましておめでとうございます。コラム書きました。
宗像充「法を私たちの手に」、そして未来を切り開くために
https://munakatami.com/family/susumerukaikoramu/
（略）訴訟でぼくたちは、憲法的な観点からの単独親権民法を批判してきただけでなく、現行民法が家制度との妥協の産物であることを、歴史的な経過の中から明らかにしてきた。この観点から見ると、現在の法制審議会の議論が、いかに家制度の枠組みにつかった官僚司法の体制を温存するか、という当事者不在の視点で進んでいるかがよくわかる。
たとえば、法務省お抱えの学者委員の棚村政行は 「今回の共同親権とか監護をめぐる問題でも、特別なルールにするというより、合意ができないときに現行の制度や仕組みを維持するとか、そういうルールを採用しているという前提で、その延長線上で認めるということなのだと思っています。」（32回議事録）と、司法官僚の意図を代弁している。
この発言は、今回の民法改革が、最大の抵抗勢力である司法官僚による、自作自演の「改革偽装」であることの証明でもある。「当事者の救済」ではなく「司法の不都合解消」が国の側の改革のやはり意図であった。
であるとするなら、国の側のスケジュールに合わせて、同情を誘って一定の成果を得るやり方はナイーブすぎるだろう。改革に必要性があるのは国であり、そこでいかに彼らの矛盾を明らかにして世論に訴えるのかが「法を私たちの手にするために」今必要なことである。対抗軸を示しつつ、未完の戦後民法改革の完遂を司法官僚と立法府に迫る、それはぼくたちの共同親権訴訟の狙いでもある。（略）
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┣☆┫２ 控訴理由補充書公開・共同親権カレンダー・はがき発売中
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2023年12月21日付で東京高等裁判所宛に提出した控訴理由補充書と書証について公開します。
https://k-kokubai.jp/2024/01/07/hojyuusyo/
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2023年の「親子の時間」フォトコンテストの入賞作品による、2024年のカレンダーを作成しました。
カレンダー販売とともに歳末カンパを募ったところ、現在まで116,500円のカンパをいただきました。ありがとうございました。
今年は、ハガキセット（９枚組）も作成しています。お子さんへのプレゼントや連絡、周囲への宣伝にご購入ください。売上は訴訟費用に充当します。
１部５００円（カレンダー・はがきセットとも。送料込み）
振込用紙または下記銀行振込で入金ください。
＊備考欄に必要な部数をお書きください。銀行振込の場合は別途メール（kkokubai_contact@k-kokubai.jp）で部数と郵送先（郵便番号・住所）をお知らせください（住所が明記されないため）。
＜郵便振込＞ ００５９０－３－１０３６９５ 加入者名：共同親権運動
＜他行からの送金の場合＞
【店名】〇五九（読み ゼロゴキュウ）店（０５９）当座【口座番号】０１０３６９５
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カンパ・会費納入のお願い
６月の不当判決から半年、共同親権訴訟は１月25日に控訴審判決を迎えます。
11月2日に開かれた控訴審の弁論では、早々に結審の方針が出され、次は判決と慌ただしいですが、この間、親権関連の立法不作為の国賠訴訟ではすべて不当判決が続いています。
これは、選択的夫婦別姓や同性婚の民法関連の他の訴訟においては、下級審での勝訴判決が度々出るのと比べると際立っています。その上、親権問題に関してだけが、毎年、各国首脳や在日大使館、EU議会に至るまで、外圧による要請が繰り返されています。それを考えると、この司法の強情さと横柄ぶりは異様ですらあります。
法制審のたたき台においては、共同親権という選択肢こそ示されたものの、もめた場合の判断を司法に一任し、しかもその基準を示せないという、現行民法の判断基準をなぞるものになっています。連れ去りや親子引き離しの解消に向けた抜本的な改革は期待薄です。私たちの訴訟提起は、現行民法の矛盾と司法運用のでたらめさ、そして反省できない司法官僚たちのあがきを表に出してきました。逆転勝利による民法改正を期して今一度のご支援をお願いします。
2023年12 月14 日 原告代表 宗像 充
＜郵便振込＞ ００５９０－３－１０３６９５ 加入者名：共同親権運動
＜他行からの送金の場合＞
【店名】〇五九（読み ゼロゴキュウ）店（０５９）当座【口座番号】０１０３６９５
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┣☆┫３ 10月31日法制審32回で、現状追認の法務省の意図明らかに
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10月31日法制審32回で議事録が公開されました。
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00342.html
この中で、幹事やお抱え学者から、改革案が現状追認であることが明示されています。
■法制審案が原則共同親権ではないとの明言
青竹幹事
「子の利益を害すると認められるときは、裁判所は一方を親権者と定めなければならないとされています。それ以外の場合は、結局一切の事情を考慮し一方か双方を定めるということになっています。原則と例外という内容にはなっていない、そのような理解が客観的」
■合意がなければ現状通り単独親権で引き離すとの明言
棚村委員
「今回の共同親権とか監護をめぐる問題でも、特別なルールにするというより、合意ができないときに現行の制度や仕組みを維持するとか、そういうルールを採用しているという前提で、その延長線上で認めるということなのだと思っています。」
■ハーグ条約同様、暴力その他の「おそれ」で返還拒否が可能との明言
北村幹事
「（暴力その他のおそれ）の有無及び程度が有無になっている・・・例えばハーグ条約実施法の規定などを参考に表現ぶりの訂正をさせていただきました」
けど
「規律の実質的な内容を変更しようとするものではございません」
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┣☆┫４ １月13日 共同親権 学習会とグループワーク
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なんてこった！「子どもに会えない」なんて
１３：００～１４：００ 家族を修復するグループワーク
１４：１０～１５：００ 学習会「フォー・ビギナーズ 共同親権」
１５：１０～１７：００ 自助グループ
共同親権 学習会とグループワーク
【日時】２０２3年10月～2024年1月の原則第２土曜日、各回１３：００～１７：００
【場所】中央区「男女平等センター ブーケ２１ 」研修室４
https://www.city.chuo.lg.jp/bouquet21/index.html
【講師・司会】宗像 充（ライター。共同親権訴訟原告、『子どもに会いたい親のためのハンドブック』著者、『結婚がヤバい』を刊行予定。15年にわたって親子引き離しの相談・支援をしてきた）
【資料代・運営協力費】１０００円＊予約不要
＜家族を修復するグループワーク＞ １３：００～１４：００
連れ去り、親子引き離し、離婚、ＤＶ（家庭内暴力）、モラハラ、不登校 etc 否定のない自由な語り合いで気づく、あんなこと・こんなこと。あなたにあった「いい関係」をいっしょにつくります。
【学習会「フォー・ビギナーズ 共同親権」】１４：１０～１５：００
どうして「子どもに会えない」？ どうしたらいい？ をいっしょに考えます。
＜第４回＞2014年1月13（土）フォー・ビギナーズ 別れた後の共同子育て
実際の共同親権での子育ての仕組みやいまできることについて共有します。
＜自助グループ＞ １５：１０～１７：００
子どもと離れて暮らす親、別れても共同での子育てがしたい方、互いに気持ちや事情を聴いて、 勇気や知恵を出し合う場です。
主催 共同親権運動・日本橋の会
TEL0265-39-2116 メールmunakatami@k-kokubai.jp
URL https://munakatami.com/category/family/
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┣☆┫５ １・25シン・共同親権 ＜控訴審判決言い渡し＞13:30～東京高裁808
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院内集会「法制審答申がヤバい」
子どもと引き離された親たちが、現行単独親権民法の違法性を問うた共同親権訴訟。
6月22日の共同親権訴訟一審判決は原告の訴えを退けました。
親子引き離しや親権関連の立法不作為の複数の国賠訴訟では、不当判決が続いています。これは選択的夫婦別姓や同姓婚で立法不作為の違憲判断が度々出るのとは対照的です。
一方で、各国首脳・閣僚、在日大使館、国連、さらにはEU議会に至るまで、日本政府に実子誘拐の現状に警鐘を鳴らし、家族法改正の申し入れを毎年繰り返しているのは、親権問題だけです。強烈な外圧をものともせず、議論が高まっていない、批判は受けていないとうそぶく、司法の当事者性の欠如と信頼性の低下はもはや回復不能な領域に入りつつあります。1月25日の判決で、多くの親子の人生を壊してきた司法が反省を示し、違法判断を示すのかどうかが注目されます。
裁判と並行して開催されてきた法制審議会は答申に向けて取りまとめを急いでいます。しかし、単独親権制度の骨格を維持したままでは、婚外子差別、親の同意なくなされる養子縁組、一部の被害者しか対象としない不徹底なDV・虐待施策は、改善の見込みはありません。破綻主義的な司法判断にもかかわらず、親子が引き離される現状に問題意識もありません。
一連の不徹底な議論は、法律婚優位の家制度に対する改革を怠ったことに起因します。「共同親権は家父長制の復権」というデマに素直に騙された新聞・テレビは、親責任を強調しながら、無責任で家父長制を引き継いだ単独親権制度を擁護し、共同通信配信のコピペ論説を量産しています。戦後不徹底な民法改革で残った単独親権民法、私たちが未来を切り開けるかどうかが今試されています。「法を私たちの手に」するために。
■日時 2024年1月25日（木）16：３0～18：３0
■場所 衆議院第２議員会館第2会議室（行き方裏面）
■判決報告、法制審への要請報告、各団体・個人アピール、原告団、国会議員発言
＊予約不要 議員会館入口で係から通行証を受け取り下さい
主催 共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会
TEL ０２６５－３９－２１１６ メール kkokubai_contact@k-kokubai.jp
1・25スケジュール
＜控訴審判決言い渡し＞１3：3０～ ＠東京高裁８０8号法廷
傍聴よろしく！
12:00～ 東京高裁前門前集会 ◆みんな来てね
13:30～ 判決言い渡し＠東京高裁808号法廷 ◆みんな来てね
15:00～ 記者会見（予定）＠司法記者クラブ
16:15～18:15 院内集会 ◆どなたでも参加できます
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┣☆┫６ 報道あれこれ
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■共同通信2023/12/19(火) 17:56配信
離婚後共同親権、要綱案の原案提示
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed9bb21503c510c88e41ba3df97100c031869b8a
■毎日2023/12/19 17:53
別居の親子の面会交流、祖父母らも申し立て可能に 法制審部会
https://mainichi.jp/articles/20231219/k00/00m/010/164000c
「おそれ」で簡単に引き離し可能な法制審案の紹介
■共同通信2023/12/19(火) 19:31配信
DV恐れ、共同親権認めず 家裁判断基準を明示、法制審原案
https://news.yahoo.co.jp/articles/825446db1c4d92b3b822ab331be345730b1820bd
小川富之のオーストラリアの法転換とそれを否定する二宮周平の両論併記記事。
オーストラリア大使館に電話すればすむ話を、恥ずかしいほどに取材不足の下品な記事。
■信濃毎日2023/12/20 10:33
【離婚後共同親権】一定配慮も、双方に不安 「世界の潮流」実態は
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023122000321
離婚後の共同親権導入に向けた法制審議会の要綱案原案が示された。ドメスティックバイオレンス（ＤＶ）被…
司法の現状を知らないジャーナリストの知った振りしたテキトーなコメント
■ニッポン放送2023/12/20(水) 19:20配信
離婚後「共同親権」原案提示 「バランスが取れている」と佐々木俊尚が評価
https://news.yahoo.co.jp/articles/319277212b4bd402a95d10c3cdf8537ff8f2ba69
■女性自身2023/12/22(金) 19:45配信
ブラッドリー・クーパー 記者会見中に「保健の先生に呼び出された」と娘の学校へ急行
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc8fb7356e89cd4fa3843c0b72a2de2ebe1ebfa2
■ABEMA TIMES2023/12/26(火) 8:30配信
離婚後の“共同親権導入”議論に賛否 「命の危険を感じる」「子どもに会いたい」当事者の訴え DVや子連れ別居への対応に課題も
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a65a1c4db644bea49bf455ad5dd5aaad85e279b?page=1
支援がないのが問題なわけです。あと法的支援が杜撰。
■47NEWS2023/12/30(土) 10:32配信
ＤＶで別れた元夫は、４歳の娘をなぜ道連れにしたのか 面会交流中の殺人、悲劇を無視して進む「親権」議論の危うさ
https://news.yahoo.co.jp/articles/a49f885abdc8f5d5b371bdd1e73af36579103326?page=1
このシリーズは割と謙虚です。
■OTONA SALONE1/3(水) 21:01配信
「子の連れ去り問題」って何が悪いの？「共同親権」を弁護士に詳しく聞いたら「そもそも離婚時に『親権を取り合う』仕組みがどうかしていた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/42054ef1bde200c0444612187852f7bd2d3f1f38
■OTONA SALONE1/4(木) 21:10配信
「悲惨すぎる」産後うつで実家に戻っている間に子どもを連れ去られる母親の「慟哭」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2836ea325053e446da3e19fc3330752985df7cd8?page=1
■OTONA SALONE1/5(金) 21:10配信
「ある日、帰宅したら家がもぬけの殻だった」。離婚で「逃げられた」場合、続いて起きることは
https://news.yahoo.co.jp/articles/b402c7b081514d778bf1ea95155f8ff290e13466
■OTONA SALONE1/6(土) 21:02配信
いじめもDVも「やられる側が逃げる」状態を、もう日本は脱してほしい。子どもの権利を保全すべきです
https://news.yahoo.co.jp/articles/65f2dc3fa444b8baee1d4b889157925786dd4897
共同親権は原則じゃない、と法制審幹事が言っている。官僚に言いくるめられた記事。
■産経2024/1/8 10:00
転機迎える家族法制 「未来の子供に幸せな制度を」当事者の思い
https://www.sankei.com/article/20240108-5RAYE6ESAZLYZO2GYNTSD5HOFE/
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┣☆┫７ インフォメーション
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■親権関連訴訟スケジュール
bit.ly/3MjEweG
2024年
1月
13 東京の会
16 ホットライン（2日は中止）
25 控訴審判決13：30
【カンパ振込先】
＜ゆうちょ銀行以外から＞
ゆうちょ銀行
店名059（ゼロゴウキュウ）当座103695 共同親権運動（キョウドウシンケンウンドウ）
＜ゆうちょ銀行から＞＊振込用紙でもお振込みできます
記号：00590-3 番号：103695 共同親権運動（キョウドウシンケンウンドウ）
★『結婚がヤバい 民法改正と共同親権』 新発売
https://www.amazon.co.jp/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%81%8C%E3%83%A4%E3%83%90%E3%81%84-%E6%B0%91%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%AD%A3%E3%81%A8%E5%85%B1%E5%90%8C%E8%A6%AA%E6%A8%A9-%E5%AE%97%E5%83%8F%E5%85%85/dp/4784524215/ref=sr_1_1?crid=22LI77TUFOOUE&keywords=%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%81%8C%E3%83%A4%E3%83%90%E3%81%84&qid=1699094151&sprefix=%2Caps%2C177&sr=8-1
【大鹿民法草案】
https://k-kokubai.jp/2022/08/09/tedukuriminpou/
【現在の登録者数１，４４４】２０２４年、民法改正を私たちの手で！
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引き離されといて、法制審案を推す別居親はお人よし1000倍。（宗像）
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