《速報》5歳長男“連れ去り騒動” 福原愛(34)に家裁が引渡しの強制執行を認めた 前夫・江宏傑は「未成年誘拐罪」での刑事告訴も

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8/6(日) 10:51配信
文春オンライン

福原愛・江宏傑元夫妻 ⓒ共同通信

〈「略奪し再婚を画策」「秘密裏に連絡を取り」“不倫男”の元妻に訴えられた福原愛《訴状の内容》〉 から続く

【ラブラブ写真】福原愛×江宏傑の幸せいっぱい“はじめての共同作業”を捉えた今となっては貴重な一枚

 長男(5)の引渡しをめぐり元夫・江宏傑と争う福原愛(34)。8月2日、東京家庭裁判所が引渡しの強制執行手続きを認めたことが、「 週刊文春 」の取材で分かった。江の代理人弁護士である大渕愛子氏が事実関係を認めた。

 7月27日、江は、日本外国特派員協会で記者会見を開き、東京家庭裁判所が7月20日付で福原に対し長男を即時に引き渡すよう命じる「保全命令」の決定が出たと明らかにした。さらに江は、「福原さんには、裁判所の結果に従ってほしい。一刻も早く息子と会いたい。早く弟を、姉に会わせてあげたい」と涙ながらに訴えた。これに対し、福原の代人弁護士はこれまで計3度にわたって声明を発表。「子供を守る配慮に欠ける」「福原さんを社会的に葬ろうとしている」などと反論している。

 なぜ、ここまで争いが泥沼化したのか。トラブルの発端は、江が面会交流のため福原に長男を引き渡した昨年7月23日にさかのぼる。
「パパと離れたくない」2度失敗していた引き渡し

 江の友人は、「実はそれまでに2度、引渡しに失敗しているんです」と明かす。

「当初は7月上旬に桃園空港で引渡すはずだったのですが、福原本人ではなくベビーシッターが迎えに来た。子供達がベビーシッターについて行くのを嫌がり、江くんから離れず引渡しが失敗。それが2度続いた。そこで福原は、江くんが故意に子供を引き渡さないと裁判所に主張。その結果、裁判所から面会させるよう『履行勧告』が彼に出たのです」

 そうして迎えた7月23日。引渡しの舞台は桃園空港から台北の松山空港に移された。今度は福原本人が迎えに現れたが、そこで彼女にとって想定外の出来事が起きる。

「突然、長女が『パパと離れたくない』と言い始めたのです。長女の日本行きを断念した福原は、江と言葉を交わすことなく、長男を抱っこし、その場をすぐに立ち去ろうとした。そんな姿を見て不安に思った江と、福原は激しい言い争いとなった。騒ぎを聞きつけた台湾警察が出動する事態となりました」(同前)

 離婚の際に交わした取り決めでは、子供との面会交流の期間中、親同士は連絡を取り合い、子供の状況を共有しなければならなかった。ところが、福原は帰国1週間が過ぎた頃、江と連絡を絶ったという。

 そのまま福原は面会交流期間を過ぎても子供を返さず、両者の争いは司法の場に持ち越された。1年近く続いた審判の結果、江の主張が認められ、今年7月20日、福原に長男を引き渡すよう命じる保全命令が出た。さらに江側は、福原が保全命令に従う可能性は低いと判断し、強制執行の申し立てを行なっていた。

 そして8月2日、東京裁判所が強制執行を認める決定を下す。

江が「未成年誘拐罪」での刑事告訴を検討する理由

 強制執行には、間接・直接と2つの段階がある。間接強制方式は、引き渡さなければ、「1日〇〇円払いなさい」と、いわゆる罰金を支払わせることで引渡しを促す。それでも引き渡さなければ、直接強制に移り、裁判所の執行官が司法判断に従わない親から子供を直接連れ戻すことになる。

 江の代理人弁護士である大渕氏が明かす。

「本件では、間接強制では引渡しが実現される可能性が低いと考えられる要素が複数あると考えていました。それらを主張し、直接強制を求めていましたところ、東京家裁に認められた形となります」

 ところが、強制執行になったからといって、すぐに子供の引渡しが実現するとは限らないという。

「現在、福原さんの居所が分からないため、引渡しが実施できていない状況です。一刻も早く、福原さんには裁判所の決定に従ってほしい」(同前)

 このまま長男の引渡しが実現しなければ、江は「未成年誘拐罪」での刑事告訴を検討しているという。福原の長男連れ去り騒動はいかなる顛末を迎えるのか。

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「週刊文春」編集部/週刊文春 週刊文春Webオリジナル

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